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映画だからできること。「イングロリアス・バスターズ」

 クエンティン・タランティーノの戦争映画「イングロリアス・バスターズ」を観た。戦争映画は特殊部隊が出てくる現代戦モノが好み。第二次大戦モノはそれほどそそられないのだけど、タランティーノはやっぱり面白かった。

 ナチス占領下のフランス。ナチスの若き戦争の英雄が、小さな映画館の女性館主に恋をしたことから、ナチスのプロパガンダ映画の上映会が開かれることになった。ヒトラーも駆けつけることになった上映会。ヒトラーにも恐れられたナチス狩りを行うアルド・レイン中尉率いる秘密部隊”バスターズ”は映画館を爆破する計画を立て、映画館への潜入を試みる。そして、その映画館の館主エマニュエルの正体は、かつてナチスに家族を殺され、一人生き延びた少女ショシャナだった。彼女もまた、映画館を爆破させる計画を立てていた・・・。

お前たちは全員 死ぬ

お前たちを殺すユダヤ人の顔をよく見るがいい

 「ナチの頭の皮を剥いでやれ!」って言ったからってそれ見せなくても(笑)。タランティーノの映画観たの久しぶりだったのでびっくりした。だけど、「面白い映画を観た!」っていう満足感がある。ブラッド・ピットのノリノリ演技が見ていて楽しいし、悪役のクリストフ・ヴァルツはほんとに嫌な奴だし、復讐に燃えるショシャナ(エマニュエル)役のメラニー・ロランは綺麗でかっこいい。マイケル・ファスベンダーもこの映画で初めて見たけど、なるほど次世代のスターっていう雰囲気がある。発見の多い映画だ。

 映画館にやってきたのはヒトラー。ということは彼らの作戦は・・・というところで驚きの結末を迎える。映画は軽やかに、しれっと歴史をねじ曲げて終わってしまうのだ。「イングロリアス・バスターズ」は戦争映画だが、”映画”なのだ。ただ、一つの物語なのだ。王道な撮り方をしながら「ルールなんてあったか?」って言われた気分。爽快。

イングロリアス・バスターズ (日本語吹替版)

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