Twonky Beamの保険にDiXiM Digital TVをiPhoneにインストール
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Twonky Beamでnasneの動画が見られなくなった!
追記:2015年よりDiXiM Digital TVに換わる新アプリ「DiXiM Play」がリリースされました。今後のアップデートはDiXiM Playで行われます。
iPhoneのTwonky Beamがバージョン3.5にアップデートしてから、nasneにある動画が再生できなくなった。UIがAndroid版に合わせられてわかりやすくなっただけに残念。時間をおいてKindle Fire HSXにインストールしていたAndroid版も機能しなくなってしまった(使えなくなったのは1月13日の午後からで、午前中はnasneのライブチューナーを視聴できていた/14日の夜現在Android版は再び視聴できるようになった。アプリがアップデートされた通知も無いので原因がよくわからない)。両方使えないのはさすがに不便だったので、AppStoreでDLNA/DTCP-IP対応アプリのDiXiM Digital TVを購入。iPhoneにインストールしてみた。
iOS7に溶け込んでるUIのDiXiM Digital TV
DiXiM Digital TVはTwonky Beamと並んで、iPhoneからnasneを利用するのに名前が出てくるDLNA/DTCP-IP対応アプリ。Twonky Beamはやや癖のあるUIだったけど(3.5でだいぶ自然なデザインになった)、DiXiMの方はiOS7のデザインに沿っていて、使っていてより自然で気持ちがいい。
DiXiM Digital TVの使い方はTwonky Beamとほぼ同じ。同じnasneを見に行くので、フォルダの名前も並びも階層も全て同じ。Twonky Beamを使い慣れていたら何も戸惑うことがない。そしてちゃんと録画番組も、ライブチューナーも再生できた。
Twonky Beamより気が利くDiXiM
Twonky Beamと見た目が違うだけで使い方も機能も全く同じかというと、DiXiMには気が効くところが3つあった。動画のコピー可能な回数が表示されるのと、動画のレジューム機能、再生時の画面を横向きで固定できるオプションがある。
Twonky Beamの場合は動画の残りの持ちだし可能回数は表示されず、途中で再生を止めた動画を続きから再生する機能も無い。DiXiMは再生途中でホーム画面に戻ったり、別のアプリを使っても、DiXiMに戻ると続きから再生される。Twonky Beamでもシークバーを動かせばいいだけの話ではあるけれど、その手間が無いのはやっぱり便利。再生中の横画面固定も、コントロールセンターを引っ張りだす必要が無くて快適だ。
同じようなアプリを2つ買うのもな、とは思った(どちらもスマホのアプリとしては高額な方だし)ものの、iPhoneもAndroidも使えなくなることがあるとわかると、保険にDiXiMも入れておくのは有りかもしれない。DiXiMが再生できなくなってTwonky Beamは再生できる、なんてこともあるかもしれないし。
2つ使ってみて、今は気が利くオプションがあるDiXiM Digital TVの方をすっかり気に入って、1軍アプリとして使っているけれど、問題はKindleのアプリストアに無いこと。Android版はあるが有料のため、GooglePlayに非対応のKindle Fire HDXにインストールできない(APK Downloaderも有料アプリはリンクを作ってくれない)。願わくばKindle Fire HDXにも対応していただきたく。出たら買います。
追記:Amazon Fireタブレットにも対応!新アプリ「DiXiM Play」登場
2015年より「DiXiM Digital TV」に換わる新アプリ「DiXiM Play」がリリースされました。当初は月額課金制でしたが、その後買い切りプランも登場し、購入しやすくなりました。さらに2017年7月より、AmazonのFireタブレットに対応したバージョンもリリースされました。Amazon Fireに関しては開発が終了したTwonky Beamの貴重な、代替アプリとなります。