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「300 帝国の進撃」

今度は青の軍団!「300<スリーハンドレッド>帝国の進撃」

300人のスパルタ軍の物語はペルシア戦争の1シーンに過ぎなかった。

 コレド室町にできたTOHOシネマズ日本橋にて「300 帝国の進撃」を鑑賞。通常の2D上映で観たけど迫力十分、前作に負けない面白さだった。観終わったすぐの今は今作の方が好き。

「300 帝国の進撃」

青で描かれる「スリーハンドレッド」のもう一つの物語

ザック・スナイダーが監督した前作「300 <スリーハンドレッド>」の続編となる「帝国の進撃」(監督はノーム・ムーロにバトンタッチ)。前作の最後から続くのかと思いきや、確かに続きの話ではあるけれど、半分は前作と時系列を共にする「一方そのころ・・・」のお話。ある意味スピンオフ的な物語であり、フィナーレへの中間に位置する映画。

アテナイの青の軍団がペルシア軍を迎え撃つ

 前作でレオニダス王率いる300人のスパルタ軍がペルシア軍との戦いに向け出陣していた頃、アテナイにも女戦士アルテミシア率いるペルシア軍が迫っていた。アテナイのテミストクレス将軍は圧倒的な軍勢を誇るペルシア軍に対しギリシア連合軍を率いて立ち向かう。というストーリー。

入り交じる憎悪、続く戦争。

 ビジュアル面で強烈なインパクトがあった「300」。その続編ともなればさぞプレッシャーが大きかったはずだけども、十分に前作ファンの期待に応えてくれた。前作では原作のグラフィックノベルのビジュアルと構図をそのまま実写で再現して作られたのに対し、今回はまだ原作本は未出版で、ビジュアルは完全に映画オリジナルで作らなければならなかったのに、出来上がった映画はしっかり「300」の世界観そのもの。戦場も海に舞台を映しスケールアップ。敵のクセルクセスが神王となった秘密や戦う理由も明らかになったりと物語をより深く楽しめるようにもなってる。

そして新登場するキャラクターが魅力的。ジェラルド・バトラーと顔の濃さでは負けるが、レオニダス王に負けない信念の強さを持つテミストクレス、ダークでセクシーなエヴァ・グリーン演じるアルテミシア。男ばかり出てくるこの映画の女戦士は決してお飾り的な存在ではない。ギリシアに生まれながらギリシア人に家族を殺され、残酷な仕打ちを受けた過去を持っている。ペルシア人に戦士として育てられた彼女は復讐を誓い、ギリシアを壊滅させるため、クセルクセスをも操る。敵キャラクターでありながらエヴァ・グリーンがとにかくカッコいい。この映画の真の主人公と言ってもいい程のインパクト。テミストクレスとアルテミシアが互いの能力を認め、尊敬し合うところがあるのはマイケル・マンの映画みたいでいい。

「アルテミシアの残忍さは復讐心の表れなんだ。
テミストクレスもアルテミシアも自分の大義を固く信じているけれど、そのふたつはあまりにもかけ離れている。その対比が面白いんだ」

ノーム・ムーロ(監督)

クセルクセスもテミストクレスに父を殺された過去を持ち、ギリシアに憎悪を抱いている。前作でクセルクセス率いるペルシア軍に王を殺された王妃ゴルゴもまた、王の仇を取るため戦争に身を投じる。<スリーハンドレッド>に出てくるキャラクターの皆に憎悪があり、どちらかが滅ぶまで戦いは続く。さらなる続編は観られるのだろうか・・・。

「300 帝国の進撃」パンフレット

「300 帝国の進撃」のパンフレットは劇中の写真が半分、テキストが半分といった感じ。税込み820円だった。

前作を楽しめたなら見る価値は十分にあるし、技術面でも「全てがCGってわけでもなさそうだけど、カメラのクレーンは一体どんな動きになってるんだ?」とメイキングが気になるシーンもたくさんあって、VFX好きな人にも興味深い作品。

エンドロールが始まった瞬間、ブルーレイ購入決定だ。

300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~(字幕版)
カテゴリ: アクション/アドベンチャー

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