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TOHOシネマズ日劇

身長108メートルの無愛想なマンション管理人「GODZILLA ゴジラ」

続編も決定!完全なる”リブート”ゴジラ映画。2014年版「GODZILLA」

 今年一番見たかった映画「GODZILLA ゴジラ」をTOHOシネマズ日本橋で鑑賞(3D・ドルビーアトモス)。予告編は見たものの、なるべくネタバレに触れないようにしてきた。観ると予想と違うところもあったけれど、怪獣映画大好き少年だった人間として大満足。「ありがとうギャレス!」と声を大にして感謝の念を叫びたい。

2014年版「GODZILLA」

TOHOシネマズ日本橋ではドルビーアトモス対応スクリーンで鑑賞できる

「GODZILLA」を見る前に7月にNHKで放送されたデジタルリマスター版「ゴジラ(第一作目)」を見たのだけど、見ておいて良かった。監督とスタッフがどれだけ日本のゴジラに敬意を払って作ったのかがよくわかった。

 まだ公開が始まったばかりなので、この映画を待っていた人の楽しみを奪わないよう、あれやこれやを伏せて感想を。

注文した商品と違うものが出てきたけど凄くおいしいから文句なし!

 正直なところ、予告編だけを見て想像していた内容とは結構違っていた。観終わってすぐの今はちょっと戸惑ってさえいる(カレーライスを注文したらミックスフライ定食が出てきて、でも凄くおいしい、みたいな気分でポジティブなんだけど)。自分が期待していた(見たかった)のは、「ゴジラに対して人はどこまでも無力である」というお話。ある意味ではそうだったのだけど、ある意味ではそうではなかった。

自分は84年版の「ゴジラ」が大好きで、あの作品にはおふざけ要素がほとんど無く、ゴジラも人類の味方ではなく、ただただ恐ろしいモンスターとして描かれていて、自衛隊だけでない、被害を受ける人たちの姿、そして政治家達の姿が見られるのが気に入っている。ゴジラを倒すために核を使うということはどういうことか、核を使おうとしたときに世界から日本がどう見られるのか、とても倒せそうにない巨大生物が現れたとき、その国はどんな決断をするのか、世界はどんな考えを巡らせどう動くのかを見たいと願っている。84年版のゴジラにはそれがあった。何度でも言うけどゴジラなんて子供に媚びる必要はなくて、ただ怖い存在であればいい、子供なんか泣かせておけばいいと思っている。

地球のマンション管理人・ゴジラ

 そしてリブートした「GODZILLA」(今作は第一作の世界を引き継がない)。タイトルはシンプルに「ゴジラ」。ゴジラが単体で出るなら、と期待していた(その後予告で「あれ?何か飛んでるな・・・。」と予想がすぐに外れた・笑)のだけど、観てみればゴジラは破壊神/恐怖の象徴ではなかった。アメコミヒーローだ。無言でプロレス技を繰り出す超デカいオプティマス・プライムだ。問題を起こす入居者に鉄拳制裁を食らわせる身長108メートルの無愛想なマンション管理人だ。そして、間違いなくゴジラだ。王が帰還した。

TOHOシネマズ日劇

TOHOシネマズ日劇のビル壁面に巨大なゴジラ。

勝ったほうが人類最大の敵になる

日本人とアメリカ人それぞれにつらい記憶を呼び覚まさせ(3.11と9.11を彷彿とさせるシーンがある)、人間の愚かさをもしっかり描く。ゴジラ映画をそれたらしめる要素はしっかり盛り込まれているのだけど、そんな苦味は後半すっかり忘れてしまう。ゴジラが咆哮する度、必殺技を見せる度、気分が高揚する。観終わってから実はキッズフレンドリーなヒーロー映画だったことに気付いて驚く。「ゴジラVSデストロイア」後に、本当に見たかった、平成ゴジラシリーズの再起動だ。

「(ゴジラの姿について)きっと”最後のサムライ”みたいな存在じゃないかということ。できるなら世の中のごたごたから離れていたいんだが、世界で起きている出来事のために、やむなく再び表舞台にでてきた昔ながらの孤高の戦士、というアイディアだった。」

ギャレス・エドワーズ監督

「クローバーフィールド」もあって「トランスフォーマー」もあって「パシフィック・リム」もあって、ハードルが上がりきってたのにしっかり「ゴジラ」だった。

「GODZILLA」パンフレット

850円のパンフレットは監督、メインキャストのインタビュー、メイキングドキュメンタリーが充実。

ゴジラ好きのマニアを喜ばせながら、フランチャイズがこの先もしっかり続くために必要な、万人の支持をも取り付けられそうな映画になっている。ハリウッドはほんとにこんなことをやってのけるから凄い。日本はゴジラを終わらせたとき、ゴジラ映画の作り方がわからなくなっていたのではないか(どうしてゴジラ最終作に人間の格闘シーンがあんなに必要だったんだ?)。今、ゴジラを失敗せずに作ることができるのは、ハリウッドだけだ。

「『モンスターズ』は、私たちが新しいゴジラ映画で創りたいと願っていた世界、つまりリアルで本物らしい世界のごく小さいバージョンだったんだよ」

ジョン・ジャスニ(レジェンダリーCCO)

「モンスターズ/地球外生命体」を撮った監督に潤沢な資金を与えたらどうなるのだろう?と考えたレジェンダリー・ピクチャーズCEOの勘は大当たりだ。「バットマン・ビギンズ」のような奇跡の人選。

悔しいけど、大感謝だ。

各国での大ヒット受けて続編の製作もすでに決定!あの三大怪獣が帰ってくる!

レジェンダリー「次はラドン、モスラ、キングギドラが出るよ!」

モ、モスラ!?

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