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今年は12本観れた

2014年のマイ・ベスト「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」

2014年の”繰り返して見たい映画”

今年は12本観れた

毎月1本、では無かったけど12作品観に行けた。

 自分にとって何度も何度も繰り返して観たくなる映画は名作。「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」はブルーレイになってから何度も見返してる。ということは2014年のマイ・ベスト映画は「ウィンター・ソルジャー」だ。見返す度、新しい発見がある。

アメコミ meets ジェイソン・ボーン。モダンになった戦闘シーン

 “行き過ぎた正義は恐怖になる”、という大人向けのテーマ(考えさせてくれる映画は大好き)も嬉しいのだけど、繰り返して見たいシーンのほとんどはアクションシーン。見返すたびに細かな動きに発見があって、その度に振り付けのアイデアに感心してしまう。

 オープニング、レムリア・スター号の船上で傭兵バトロックと格闘するスティーブ(キャプテン・アメリカ=クリス・エヴァンス)、「盾に頼りきりか?」と問われたのちに、ヘルメットを脱ぎ捨て、第2ラウンドとなるのだけど、この時から一歩も引かずに倒すのがカッコいい。

このシーンの次の場面、ナターシャ(ブラック・ウィドウ=スカーレット・ヨハンソン)と出くわしたところで、バトロックがグレネードを投げてきて、ナターシャを抱えてスティーブが奥の部屋に飛び込む。この直前にナターシャが窓に発砲して割れやすくしている。このシーンのスパイらしい判断能力。

ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が襲撃されるシーンは、個人的なこの映画のハイライト。警官やSWAT隊員に扮した敵部隊の展開の仕方と、フューリーの乗った車のドアを破壊しようと畳み掛けてくる動作のなめらかさがカッコいい。

その後のスティーブ、ナターシャ、ファルコンを襲う部隊もそうだけど、敵方の部隊のスムーズな連携と、迷いのなさ。特殊部隊映画が好きな自分には大満足のシークエンスがこの映画にたくさんある(冒頭のレムリア・スター号の側壁をロープでぶら下がりながら歩いていくところもグッとくる!)。

スティーブとウィンター・ソルジャー(アンソニー・マッキー)の第2ラウンドでは、ナイフを持ったウィンター・ソルジャーの、そのナイフの動きを、スティーブがしっかり目で追っている。注視する場所を変えて見ると、さりげないところで細かなリアルな動きをしていることに気付く。

アベンジャーズ”普通の人間チーム”も強い!さらなる続編に期待

アイアンマンやソー、ハルクと比べれば、普通の人間に近いキャプテン・アメリカとシールドのメンバー達。派手さは劣るかもしれないけれど、だからこそシリアスに描かれることで一級のリアルなアクション映画になりうる。今作はストーリーも、考えさせられるもので、大人が真面目に見ても楽しめる。「ダークナイト」ほど暗いわけでもなく、子供を振り落とさない絶妙なバランス感覚で出来上がっている映画。

1作目の「ザ・ファースト・アベンジャー」から舞台が現代に移ったのに合わせ、パルクールも取り入れられた格闘スタイルも現代的。ガジェットもたくさん、それらのユーザーインターフェースもインスピレーションに溢れている。2014年に見たかったものが、全て詰まっていたのかもしれない。

ただ一つの不満はキャプテン・アメリカのレトロデザインのコスチューム。“古き良き時代”の象徴なのはわかるのだけど、どうしても紅白の腹巻きはカッコよく思えない。冒頭のダークブルーを基調にしたステルスデザインのコスチュームが現代劇にとてもマッチしていて、「コレなら好きになれる!」と思ったのだけど、あっさり脱ぎ捨てられてしまった。

今公開されている「アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン」の予告ではやはりビビットな青、赤、白のスーツ。モダンなダークスーツ姿はもう見られないのだろうか。

DCコミック映画のマイルストーンが「ダークナイト」だとしたら、マーベル映画の現時点でのマイルストーンは、自分の中では「アイアンマン」でも「アベンジャーズ」でもなく「キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー」だ。

マーベル・シネマティック・ユニバースのフェーズ3の中で今一番見たいのも「キャプテン・アメリカ / シビル・ウォー」。スティーブとトニー・スタークが対決することになるそうで、より一層難しいテーマ(方法論の違う平和の実現方法の衝突)が描かれ、それはきっと、よりシリアスな映画となるだろう。

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