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未来のための映画「インターステラー」と、合わせて見たい映画たち

クリストファー・ノーラン、あなたは今度も優しい。

丸の内ピカデリーにて鑑賞

丸の内ピカデリーにて「インターステラー」を鑑賞

 そろそろ上映が終了しそうな「インターステラー」を丸の内ピカデリーにてかけこみ鑑賞。映画のエンドロールが終わって、エスカレーターを降りて地上に帰還したときの空気の気持ちよさよ!ダークナイトを死なせなかったクリストファー・ノーランは今度も優しい。

人類よ、探究心を捨てるな。その日のために。

 地球の環境が激変し、食糧難に陥った近未来。元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)は、トウモロコシを栽培し、家族を食べさせていたが、度々起こる砂嵐の後、娘のマーフ(後半大人になった姿をジェシカ・チャステインが演じている)の部屋に奇妙な砂の模様ができることに気付く。
それがある座標を示すバイナリコードだと気付いたクーパーとマーフは、その位置に車を走らせるが、その場所で何者かに捕らえられてしまう。そこは資金難を理由に表向きは解散していたNASAの秘密施設で、彼らは地球の代わりに人類が住める惑星を探し続けていた。
過去10年に渡り散り散りに惑星探査に旅立ったメンバーの何人かから、生物が住める可能性アリとの信号を受け取っていたNASAは、クーパーにプロジェクトへの参加を求める。
いつ地球に帰ってこれるかもわからないミッションであったが、クーパーは子供たちのため、プロジェクト発案者のブランド教授(マイケル・ケイン)の娘で生物学者のアメリア(アン・ハサウェイ)らと共に宇宙船に乗る決心をする。・・・というお話。

世界を救うのはエンジニア!モノづくりをしている人は必見!

気に入ったところがいくつかあるし、書いてしまいたいけど、それはブルーレイが出たときにでも。まだ上映中だからネタバレ無しで3行くらいで。

  • エンジニア賛歌!
  • ベイマックス(未見だけど言い切ろう)よりカッコいいやつが出てくる!
  • リアルに感じられるビジュアル!初めて見るブラックホールの中!

あと、アン・ハサウェイが黒髪ショートカットで綺麗。出番も多かった。ありがとう監督(笑)。

この物語は、科学の範囲からも逸脱していない

製作総指揮・物理学者:キップ・ソーン

ワームホールやブラックホール、相対性理論やムーンショットなど難しい用語などがサラッと並ぶけれど、それでもなんとなくは理解できるようになっている(なぜワームホールが球体なのか?は劇中にわかりやすく説明される)。それらの学術的な解説はパンフレットに細かく載っている。

 こういう映画ではおなじみの、家族が離れ離れになるシーンがあって、わかっていてもウルっと来るところはあるのだけど、清々しい終わり方をするのでいい意味で泣かせてくれない。これまでの色んな映画へのオマージュに溢れ、これからのための勇気を与えてくれる。

モノづくりをしている人は劇場で観たほうがいい。劇中の世界では「エンジニアなんていらない」と言われるのだけど、世界を救うのはエンジニアだ。

「インターステラー」の予習・復習に見ると楽しい映画

 映画を観終わってから、合わせて見たい映画がいくつか思い浮かんだのでメモしておく。暗めの映画なら予習に、明るめの映画なら後から見てみるといいかも。

2001年宇宙の旅

 実は未見なのだけど、この映画は「インターステラー」と対になる映画だと思う。ミックスと逆転の関係。

ザ・ロード

 「インターステラー」の”食糧難の時代”の描かれ方は、悪天候の日がずっと続いている感じで、それが地味に怖い。核戦争後、みたいなわかりやすい廃墟ではなく、着ている服も、自動車も、今と同じ。生活レベルは今と同じで、食べ物だけがじわじわ消えていく。食べることに必死だから戦争している暇もなく軍隊が無くなっている(宇宙開発にもお金がかけられないからNASAは解散し、「月面着陸」は”ソ連の資金を枯渇させるための捏造だった”と子供たちに教える始末)。淡々と穀物が地上から無くなる日がやってくるのを気付かないフリをして生活しているよう。

「ザ・ロード」は「インターステラー」の別エンディング。やってきた地球の終末、文明を失った世界で人はどう生きるか。子供を連れ、守りぬこうとする一人の父親の話。プレイステーションのゲーム「The Last of Us」に大きな影響を与えた作品でもある。主演はヴィゴ・モーテンセン。

インセプション

 クリストファー・ノーラン監督の代表作の一つ。人の夢に入り込みアイデアを植え付けるお話。夢の中の夢へと、階層が深くなるたび時間の進む速さが変化していく、というコンセプトが「インターステラー」と重なる(「インターステラー」では相対性理論で探索する惑星によって地球との時間の速さが異なる)。

人の脳や夢に興味があるなら特典ブルーレイがセットになったプレミアムBOXがオススメ。ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが司会の夢に関するドキュメンタリーが収録されている。

オーロラの彼方へ

 太陽フレアの活発化によってオーロラが観測されたニューヨークを舞台に、息子と30年前の若き日の父親がアマチュア無線機を介してコミュニケーションを取り、過去と未来を変えようとするお話。この映画は見方によってはもう一つの「インターステラー」。後に観たほうが感動するかも。主演はジム・カヴィーゼル、デニス・クエイド。

ミッション:8ミニッツ

 ダンカン・ジョーンズ監督作。お話のギミックを話してしまうとつまらなくなってしまうので伏せておく。この映画もまた一つの「インターステラー」に見えなくもない。主演はジェイク・ギレンホール。90分ちょっとで終わるので「インターステラー」の後にサクッとどうぞ。

 「フィールド・オブ・ドリームス」を予習に見て行ったけど、後味を考えれば「2001年宇宙の旅」を先に見ておくべきだった。今からちょっと気が重い(笑)。

パンフレット解説

映画内の難しい用語やトリビア(元々スピルバーグが監督する予定だった!etc)はパンフレットで補完しよう。ページたくさん活字ぎっしり!

インターステラー(字幕版)
カテゴリ: SF/ファンタジー

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