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デアデビルが面白い!高クオリティのドラマが揃うNetflix

”ここでしか見られない”面白いドラマ群がある

 9月から日本でもサービスが開始された定額制動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」。先にHuluを契約していて、Netflixをお試し期間で試してみると、映画のラインナップも海外ドラマのラインナップも重なるタイトルが多く、「Huluで十分かな」と思っていた。

しかし今では「両方契約しよう」という気持ちになっている。Netflixでしか見られない、「Netflixオリジナル作品」のクオリティが高いのだ。

盲目の”スーパーじゃない”ヒーロー「デアデビル」

 ”Netflixも、”という決め手になったのが最初に見ることにしたマーベル・コミック原作のアメコミ実写化ドラマ「デアデビル」。

Netflixオリジナルシリーズ「デアデビル」

Netflixで展開されるマーベルコミック原作ドラマシリーズの第1弾となる「デアデビル」

「デアデビル」は過去にベン・アフレック主演で実写映画化されているけれどそれとは繋がりがなく、ドラマは「アベンジャーズ」などの”マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”の一部となる。

 舞台は「アベンジャーズ」の”ニューヨーク決戦”で壊滅し、現在復興中の街ヘルズ・キッチン。主人公はマット・マードック(=デアデビル)。彼は幼少時の事故で失明しており昼間は杖を片手に弁護士として活動しているが、夜になると鋭敏になった視覚以外の感覚(レーダーセンス)と格闘技を武器に、犯罪者に立ち向かうビジランテとして活動している。

マードックは大学時代の友人のフォギーと小さな弁護士事務所を開業し、殺人容疑から救ったカレンを受付担当として雇い入れる。夜な夜な犯罪者を追ううち、浮かび上がってくる謎の男フィスクの存在。そしてフィスクの名前を追いかけるたび、仲間たちに危機が迫っていく。果たして彼は彼らは正義を貫けるのか…というお話。

 デアデビルを演じるのはチャーリー・コックス。相棒のフォギーをエルデン・ヘンソン、カレンをデボラ・アン・ウォール、「フルメタル・ジャケット」に出ていたヴィンセント・ドノフリオが宿敵フィスクを演じている。フォギーいいやつ、カレンかわいい。デアデビル無茶し過ぎ。サプライズだったのがマードックの傷の手当をする看護師役でロザリオ・ドーソンがときどき出てくること。ナイスキャスティング!

ファーストシーズンは「デアデビル・ビギンズ」。苦難を乗り越えヒーローとしての存在を確立させるまでの物語。マードックはまだ若く、スーパーヒーローと呼ぶには荒削り。コスチュームは「ネット通販で集めた」スポーツウェアとグローブだ。市販の服なので防弾性も防刃性もない。撃たれるし、刺される。痛みは本人曰く「信仰で」なんとか耐えられるようだけど、彼の正体を知らない仲間に「階段で転んだ」では言い訳が通用しなくなってくる(最後の最後でカッコいい姿を見ることができる)。

どことなくバットマンと重なる設定ではあるが、富豪ではない彼には車もガジェットもなく、武器は鍛えた体と格闘技だけ。見せ場となるアクションシーンにバリエーションはあれど、毎回肉弾戦。そのためにだんだん飽きてきそうに思えてくるのだけど、孤独とロマンチストと暴君が同居しているフィスクの登場シーンが同じくらい見せ場として成り立っているので飽きない。

アイアンマンもキャプテン・アメリカも出てこない。MCUの世界の一部である証拠は新聞の一面にニューヨーク決戦の写真がある程度(フィスクのベストとデアデビルのスーツの素材はもしかして…?)。でもそれでもいい。世界規模の危機に立ち向かうスーパーヒーローがストリートの犯罪に目配せをする必要はないし、その逆もまたしかり。何よりドラマ単独で見ても良くできたクライムサスペンスとして楽しめるのだから。

フィスクの正体を世間に暴こうと、必死に彼の悪事の証拠を集め、協力者となる記者も見つけ、さぁ!という直前、フィスクが先手を打って表舞台に姿を現したときのマードックの怒り!見ているこちらも「何ぃ!」とビックリ。「面白いものを見ているぞ!」という実感があった。ラストはマイケル・マンの「HEAT」っぽい雰囲気も。フィスクも見ていると「彼は(自らの行いを必要悪としながら)本気で街を良くしようとしているのかも」と思えてくるし、クライマックスの堂々とした姿はカッコよく見えるくらい。

ビジランテものの話の面白いところは、主人公も「法の外で暴力により自らの信じる正義を実現せん」としているわけで、彼の行いが許されるべきか否かを見ている側も考えさせられるところだ。「デアデビル」も話が進むにつれ、マードックとフィスクが互いにコインの裏表のような存在になっていく。

フィスクの隠れた凶暴さを見せるために「車のドアで人の頭を潰す」なんて「ニコラス・ウィンディング・レフンか!」とギョッとするシーンもあるけれど、そのシーンのおかげでフィスクの怖さがわかる。造り手が見せたいものを自由に表現させるのがNetflix。ひょっとするとテレビ局が後ろにいてはカットされそうなシーンがいくつも見られる。造り手が見せたいと思って撮ったものなら、たとえそれがショッキングなものであれ、本来の姿で作品を見たいと思っている。見る側にとっても作る側にとっても理想の場所だ。

 11月20日から全話一斉配信スタートする「ジェシカ・ジョーンズ」の舞台は「デアデビル」と同じヘルズキッチン。クロスオーバーのシーンはあるのだろうか…?

スーパーヒーローなき現実の巨悪との戦い「ナルコス」

 デアデビルを見終えた後に見始めたのが「ナルコス」。こちらはコロンビアで麻薬カルテルを組織しコロンビア政府、アメリカ政府と激戦を繰り広げた実在の人物パブロ・エスコバルの半生を描いたドラマ。こちらもサプライズがあって監督をしているのは「エリート・スクワッド」のジョゼ・パジーリャ。リブート版「ロボコップ」の後に取り掛かったのがこのドラマ。ブラジルからコロンビアに舞台が変わっても、主人公のモノローグでストーリーが進んでいくあたり、ずっと”らしい”。

Netflixオリジナルドラマ「NARCOS ナルコス」

実在したコロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルの半生を描く「ナルコス」

 貧困層出身で若くして麻薬密売で金と権力を手に入れた男パブロ。彼は地域の人々に住む場所と教育を与えることで支持を集め、政界進出を図るが、買収していたはずの法務大臣に裏切られ政界を追われてしまう。一時は国外に逃亡していたパブロ達カルテルであったが、政府との戦争を決意し帰国する。過激な手段を取り続けるパブロに愛想を尽かし始めるカルテル、彼に何人も部下を殺され復讐に燃える軍警察の大佐。そしてDEA。パブロの金は警察、軍に、政界にも浸透し、誰がいつ裏切るのかわからない。金次第でどちらにもつく二重スパイもあちらこちらにいる。打倒カルテルを謳い国民の希望となる政治家が現れては次から次へと暗殺されてしまう。果たしてコロンビアに平和な未来はやってくるのか…。というお話。

 ちょうど中盤まで見たけれど、全く先が読めなくて面白い(パブロを逮捕するための証拠を裁判所に保管しておいたら、パブロが左翼ゲリラをけしかけて裁判所を燃やさせるという大胆な手段に出るのには驚いた。そしてそれは実際に起きたことなのだからまた驚く)。度々実際のニュース映像が挿入されるけど、Wikipediaを見に行くのは後にしておこう。

「1シーズン約10話」はドラマ嫌いの人にちょうどいい

 「デアデビル」は全13話。「ナルコス」は全10話。「映画なら見るけどドラマは時間がかかるから…」とあまり見てきていなかった自分にはちょうどいい話数だ。1話を見て「ほう…」と、続けて3話まで付き合ってみると「面白いかも」、5話まで見てみたら「半分まで見ちゃったんだから最後まで見よう」という気になる。どのドラマも毎話収録時間はバラバラでだいたい45分から1時間。だから10話、13話と聴いて想像するより全話見ても意外と短い。見る前の覚悟と気合は必要ない。

Netflixか、Huluか。

 映画だけ見るのであればHuluとNetflixでそれほど違いはない(タイミングや取り扱い期間がズレているくらいに見える)。どちらを契約するかはそれぞれのお試し期間でキラーコンテンツが見つかるかどうかで決めたらいい。自分の場合はHuluには「パーソン・オブ・インタレスト」があり、Netflixには「デアデビル」と「ナルコス」があるから両方契約することにした。結構被っている映画のラインナップは「配信スケジュールの都合でどちらかで見られないときは、もう片方で見られる可能性がまだある」と”補完し合っている動画サービス”と考えれば気にしなくていい。両方契約すると月2,000円の出費となるけれど、それでもおよそ映画館に一度行くのと同じだ。

 1年前までは「映画はディスクを買って手元に置かねば」と思っていた人間なのに、Huluを契約してからすっかりサブスクリプションサービスを受け入れてしまっている。買って失敗することもなく、レンタルに出かける必要もなくなった。自分のものではないけれど、いつでもそこにあるものは見られる、と言うのはやはり快適過ぎる。手元に残すために買う頻度は少なくなったけど、「ちょっと気になったけど別にいいか」と棚に戻していたような映画も見てみることが増えたから、トータルでひと月に見る映画の数は確実に増えた。どんどん物語をインストールせねば。

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