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SH8117LDR リモコン

寝坊防止!タイマー付きLEDシーリングライトが目覚ましに使えて便利!

省エネ、調光機能付き。一人暮らしならタイマー付きLED照明がおすすめ。

蛍光灯照明からLEDシーリングライトに移行

 自室の蛍光灯照明が壊れてしまった(紐を引っ張って操作するタイプで、スイッチ部分が経年劣化で割れてしまった)。どうせならと、これを機にLEDシーリングライトに移行することにした。蛍光灯の照明器具は、今では交換用蛍光灯を残して本体を販売している家電量販店はほぼ無い。

選んだのはODELIC(オーデリック)のSH8117LDR。8畳用の商品。家電量販店で8,900円だった。家電は好きだけど照明器具には疎いので店員さんのおすすめを信用することにした。消費電力は最大42W。

※SH8117LDRは生産が終了しています。

 SH8117LDRの外箱の大きさは縦68cm×横68cmほど。重さ的には持って帰れるが、電車利用で運ぶには気を使う大きさだ。車を持っていないなら配送を頼むか(その量販店では工事をお願いした場合配送料無料となるほか、外箱の回収までしてくれる)、通販を利用した方がいいかも。東京都内の満員電車に持ち込むのは難しい。

内容物は照明器具本体、カバー、シーリングアダプター、リモコン、壁設置用リモコンホルダー、説明書とシンプル。

オーデリック SH8117LDR 内容物
SH8117LDRの内容物。左上から照明カバー、照明本体、シーリング(配線器具)アダプター、リモコン。写真に写っている部品の他、A4サイズの紙の説明書が付いてくる。

古い照明器具が付いていた場合は配線器具を事前に確認しておこう

 (賃貸マンションの)室内にはじめから付いていた照明は、自分の前に入居していた人が設置して、引っ越しの際に残していったものだった。管理会社に確認したところ、「入居時に付いていたのなら残置物になるので修理などは入居者さんでしてください」と言われたので自分で取り外してみると、照明器具を天井に固定する引掛シーリング(配線器具/ローゼット)が天井に固定されておらず、円盤型の金具を通してぶらさがっていた。

天井引掛シーリング
左が工事前の引掛シーリング。本来は四角いシーリングが天井に固定されていないといけない。ずれた位置に固定されたのは補強材の位置関係のため。

このため、購入した次の日に再度お店を訪れ、シーリング設置工事を申し込んだ。購入した量販店では工事担当者の出張費が2000円、シーリング設置代として別途1,500円がかかり、最終的に照明器具の交換にかかった費用は購入時の本体価格と工事費でコミコミ12,000円ちょっととなった(工事に関しては天井の状態によっては他に部材が必要になることもあり、その際は別途部材代がかかるとのこと)。

7月はエアコン設置工事で工事業者のスケジュールが埋まるため、1周間ほど待つことになったが、工事自体は15分ほどで完了した。

 もし、賃貸のアパートやマンションに入居して、初めてシーリングライトを買うことになったときは、前もって天井の配線器具を確認しておこう。引掛シーリングをスマホのカメラで撮影しておいて家電量販店の店員さんに見せるといい。エアコンが売れる時期だと工事まで数日待たなければならないことがある。工事を頼む必要があるなら早いにこしたことはない。

設置は簡単・LEDにしたら便利な機能が付いてきた

 そんなこんなで角形引掛シーリングが天井に固定されたら後は簡単。シーリングアダプターを円形の引掛シーリングに固定し(爪を合わせてカチッと音がするまで半回転させるだけ)、中央に穴の空いた照明器具本体をアダプターに通し(ここも同様に爪がカチッと音がするまで押しこむ)、最後にカバーを取り付ければ設置が完了する。

他社製品のカタログなども見ていたけれど、アダプターを使って本体を固定するまでの方法は共通している。シーリングが固定されていればお店に頼まずとも誰でも簡単に設置できるだろう。

SH8117LDR シーリングアダプター
引掛シーリングにアダプターを設置、本体を固定したところ。この作業は難しくない。

天井に手が届かない場合は折りたたみの踏み台を持っておくと便利。

 早速リモコンを使って照明を点けてみると、全灯(一番明るい状態)ではやや眩しく感じるくらいに部屋が明るくなる。前の蛍光灯より明るく、すでに十分満足。リモコンのボタンで明るさのレベルを細かく調整できるほか、蛍光灯のときには一つの色温度しか選べなかったのが、「暖色」、「中間色」、「寒色」の3つ(2700~6500K)から選べるようになった。日中は「中間色」「寒色」を、寝る前はブルーライトを弱めるため、「暖色」を使うようにしている。

SH8117LDR LED点灯状態
カバーを外して照明を点けたところ。周りが暗いのはカメラを光源に向けて撮ったためで、実際には明るいのでご心配なく。
SH8117LDR 色温度パターン
SH8117LDRの色温度(色味)のパターン。左上から「暖色」「中間色」「寒色」。右下は「常夜灯」。※暗く写っていますが実際は周辺も明るいです。

 購入前はノーチェックだったが、SH8117LDR付属のリモコンにはタイマー機能が付いていて、これがすごく便利だった。

一人暮らしの夜ふかし防止に効果的!夜になったら暖色に切り替えよう

 以前から「起床時に光に当たれれば目覚めがよくなるのでは?」と考えていたのだけど、寝起きに部屋のカーテンを開けるのはなかなか大変。24時間タイマーコンセントを購入してデスクスタンドを繋げて使おうとしたものの、使い方が自分には難しく長続きしなかった。

リモコンで点灯予約をし、目覚まし時計より少し早めに「寒色・全灯(覚醒を早めるため)」で照明が点くようにセットしてみたところ、目覚めが良くなった。一人暮らしの学生、新社会人、朝なかなかすぐに起きられないという人はタイマー付きLED照明がおすすめ。生活の質が改善されると思う。夜10時頃から光を暖色に切り替えておくことで「深夜になっても眠くならない」ことがなくなった。夜更かし気味の人にもおすすめしたい。寝るべき時間にちゃんと眠くなれる。

SH8117LDR リモコン
リモコンのタイマー機能(ONもOFFも)は毎日の繰り返し設定も可能。好みの色温度、明るさで設定できる。LEDにして一番気に入ったポイント。

※SH8117LDRのタイマー機能は「点灯」の他に「消灯」もありますが、どちらか一つのみしか設定できません。点灯タイマーを使っているときは消灯タイマーが使えないため、旅行に行く際などはおでかけ前にタイマーをOFFにしないと照明が点きっぱなしになりますのでご注意ください。

 蛍光灯からLEDに移行すると、基本的にはどのメーカーの製品も、照明が点かなくなった場合はLEDを交換するのではなく、本体ごとの買い替えとなる。長寿命(SH8117LDRは寿命を40,000時間と謳われている)なので交換の頻度はそうそう多くないだろうけれど、一人暮らしのワンルームなら10,000円ほど、リビングなど10畳以上の広さの部屋に導入するならば都度3~5万円程度を想定しておく必要がある。それでも低消費電力、十分以上の明るさ、そして何より寝坊防止の強い味方になってくれるタイマー機能を考えれば移行のメリットは十二分にある。LED照明、こんなに便利なものだったか。

※”タイマー付き”照明の中には「消灯タイマーのみ」のものがあるのでご注意ください。目覚まし用途もお考えの際はカタログ・商品解説で「点灯タイマー」の有無をご確認ください。

追記:他メーカーの調光機能・タイマー付き照明

 LEDシーリングライトの機能に興味が出て調べてみると、他の有名メーカーの製品にも調光機能、タイマー機能が備わっていた。

パナソニックの場合は「お目覚めモード(設定した時刻が近づくと、徐々に明るくなる / 無音またはアラーム音も利用可)」、東芝ライテックの場合は「おめざめ・おやすみタイマー(予約時刻の30分前から徐々に明るくなる)」という名称で搭載されている。

パナソニック製の一例(~8畳用)「お目覚めモード」搭載

パナソニック:さわやかな朝をサポート。「お目覚めモード」

東芝ライテック製の一例(~8畳用)「おめざめ・おやすみタイマー」搭載

東芝ライテック:ON/OFFタイマー / おめざめ・おやすみタイマー

LEDシーリングライトの付加機能の有無を調べる一つの方法は、「リモコンに液晶ディスプレイが付いているかどうか」。調光機能は液晶ディスプレイの無いリモコンにもわかりやすいボタンが付いていて、概ねほとんどの機種に備わるが、タイマー機能はディスプレイが付いていないと設定ができない。タイマー機能は今回のオーデリックのように点灯のみ、消灯のみどちらか一方のみ設定可、といった場合もあるので、売り場のカタログか店員に確認しておくと安心。

 「寝付き・目覚めを良くする」ための照明は、シーリングライトの他に「光目覚まし時計」もある。大音量の代わりにタイマーにより色温度と明るさを徐々に変化させる機能があり、ベッドサイドに置いて使うと気持ちよく目覚めることができそうだ。

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