デュアルモニター用にビデオカードを購入。 玄人志向 GF-GT610-LE1GHD
デュアルモニタ用にロープロファイルビデオカードを購入
Windows XPのサポート終了を機にリプレイスした会社のパソコン(マウスコンピューターLUV MACHINES Slim LM-iHS201E)用にビデオカードを購入。購入したのは玄人志向の「GF-GT610-LE1GHD」。NVIDIAのローエンドGPU GeForce GT610を搭載した、PCI Express規格のビデオカード。新しいパソコンはスリムタイプの筐体なので、ロープロファイル対応のものを選んだ。
会社にあるモニタはXPマシンを購入したときから使っているもので、D-subしかついていない1280×1024ピクセルのもの。これを2枚繋げたい。ビデオカードのパッケージにはDVIはDVIとしか表記されていないけれど、DVI-I-D-sub変換ケーブルを繋げたところちゃんと映像が出たのでDVI-I端子だ。
パッケージの同梱物はビデオカード、ロープロファイル用のブラケット2枚、ドライバインストール用のCD、説明書。説明書はハードディスクケースのときはほとんど英語だったけれど、ビデオカードにはビデオカード製品共通の日本語表記のものが付いてくる。GF-GT610-LE1GHDは補助電源を必要としないので、作業は簡単だ。
今回のビデオカードを付ける作業に必要なのは+ドライバ一とペンチ。始めにパソコンのサイドパネルを外すために、背面の3箇所のネジを外して後ろにスライドさせて外す。
サイドパネルが外れたら、PCI Expressスロット奥と、その下のブラケットを外す。
パソコン側の準備が整ったら、ビデオカードに付いている標準のブラケットをロープロファイル用のものに付け替える。HDMI端子上のネジをプラスドライバーで、D-subとDVI端子の両サイドのネジをペンチで回して外す。
ブラケットが外れたら、外したネジを使ってロープロファイル用ブラケットを取り付ける。
ビデオカード側の準備ができたら、マザーボードのPCI Expressスロットにビデオカードを挿して、ブラケットをネジで固定する。これでハードウェア側の作業は終了。サイドパネルを戻してネジで固定する。
パソコンを起動したら、ビデオカードのドライバをインストールする。ビデオカード付属のドライバCDを使ってもいいけれど、NVIDIAのサイトから最新のドライバをダウンロードできるので、今回は付属のCDは使わなかった。
NVIDIA GeForce GT610商品ページ(ドライバダウンロードページへのリンク有り)
無事にドライバがインストールできたらもう大丈夫。D-subとDVI-I(DVI-I D-sub変換ケーブルを使用)を使ったアナログ接続でデュアルモニタでちゃんと使える。
※焦ってインテルHDグラフィックスを無効化するのは要注意
と、ちゃんと動いたのだけど、実は玄人志向のビデオカードとは別のメーカーのGeForce GT610搭載ビデオカードも購入していて(在庫と発送タイミングの関係でそうなった)、始めにその別のカードを取り付けて、真っ先にBIOS画面からインテルHDグラフィックスを無効化してしまった(LUV MACHINES Slim LM-iHS201EのBIOS画面は起動時にDeleteキーを押すと表示できる)。ビデオカードのドライバが入っていなくてもとりあえず画面は出るものだから大丈夫だと思っていたのだけど、そのビデオカードが初期不良だったみたいで認識されず、画面が全く出なくなって焦った。ビデオカードが2枚なければ詰んでいたところだ。内蔵グラフィック機能の無効化は慎重に(無効化しなくてもWindowsのディスプレイ設定画面からビデオカード使用に切り替えることができる)。初期不良と思われるビデオカードは玄人志向の同じビデオカードに交換申請した(Amazonの場合は在庫があれば翌日に届く)。
Windowsエクスペリエンス インデックス
せっかくなのでインテルHDグラフィックスとビデオカードでWindowsエクスペリエンス インデックスのスコアを比較してみる。
インテルHDグラフィックスの処理能力も上がってきてるのか、3Dのスコアは変わらず、グラフィックのスコアが上昇。会社のパソコンではゲームもしないし3DCGを作ったりはせず、PhotoshopとIllustratorを使うくらいだからコレで十分。通販サイトでは「ファンの音がややうるさい」とのコメントをいくつか目にしていたけれど、オフィスの中では気にならない。4000円でデュアルモニタを実現できるならコスパはいい。