あるとないとじゃ大違い!携帯扇風機で夏を乗り切ろう
夏の通勤、旅のお供に!どこでも使えるハンディ扇風機
5月に入り気温も上がってきた。家電売場はすっかり夏モード。扇風機・サーキュレーター売り場を見ていると、気になるアイテムを見つけたのでお買い上げ。
購入したのは「ハンディファン」。USB充電で動く携帯型扇風機だ。昨年夏に駅で電車を待っているときに使っている人をちらほら見かけたのを思い出した。展示品の電源ボタンを押してみると想像していたより風が強い。これからの7月、8月の猛暑日に活躍してくれそうだ。
選んだのはPRISMATE PR-F030(発売元・株式会社 阪和)。同ブランドの最もベーシックなモデルで価格は1,000円台とお手頃。値段は安いが本体は無印良品的なシンプルデザインで、つなぎ目が少なくなかなかおしゃれに見えるのが決め手だった。
セット内容はハンディファン本体とネックストラップ、充電用micro USBケーブル、紙の説明書。USB充電器は同梱されていないので、充電の際は別途用意する必要がある。iPhoneやAndroidスマートフォンを持っている人なら充電器を流用できるし、モバイルバッテリーでも充電できる。
PR-F030の電源ボタンはファンの下にあり、電源ボタンを押す回数で風量を2段階で調節できる(弱>強>電源OFF)。電源ボタン上にあるLEDは電源ON時に白色に点灯し、電源ボタン横にあるmicro USBのそばにあるLEDは充電時、赤色に点灯する。グリップ下部にはストラップ取付穴があり、ハンドストラップやネックストラップを付けることができる。野外イベントなどに持っていくときに便利だ。
風の強さは「弱」でも卓上USB扇風機に比べると強く感じる。「強」にすると冷たさも感じるようになり猛暑日などに積極的に使いたい。音は静かな室内ではそれなりに聞こえるが、外で使う場合は雑踏の音もあるので気にならなくなる。
充電時間は説明書上では3時間。連続使用可能時間は「弱」で2時間、「強」で1.5時間とある。通勤、通学、仕事中の外の移動に使うなら十分だろう。
本体はリチウムイオン電池を内蔵していることもあり、分解することはできない。ファンにホコリが付いても掃除は困難で、電池がヘタっとしても交換は不可能だが、値段を考えれば1シーズンもってくれれば十分もとを取れるだろう。
手頃な値段で十分以上の風が出る。これはいいものだ。通勤にはもちろん、夏の旅行のお供にハンディファンがあるのとないのでは大きく違う。予算3,000円程度で探すと卓上でも使えるスタンド付きだったり、ファンが2つ付いて首にかけて使えるものもあったりと面白いジャンルだ。