iOS7の標準カメラアプリが物足りなくなったらコレ! Camera+ / Movie Pro
アレもコレも自分で設定したい!が叶うカメラアプリ
iOS7になって連写(バーストモード)やiPhone5sでスローモーション撮影ができるようになったりと進化したApple製カメラアプリ。どちらの新機能も簡単に使えて楽しいけれど、コンデジで露出補正をよく使っていた人だと時には物足りなかったり、歯がゆく思うときもあるもの。そんなときの”痒いところに手が届く”のが「Camera+」と「Movie Pro」。スチルもムービーもiPhoneのカメラを本気モードで使いたい人にオススメのアプリ。
思い通りに露出を補正できるようになった「Camera+」
Camera+は手振れ補正、水準器表示、露出補正、AEロック、WB(ホワイトバランス)ロックが行えるカメラアプリ。デジカメを使い慣れていると、「そうそうコレコレ!」と標準カメラアプリに足りない機能がすべて網羅されていて、そのどれも直感的に使えて、その出来にニンマリしてしまう。
しばらく使っていなくて、最近になって触って気づいたのが、露出補正が簡単に行えるようになっていたこと。以前のバージョンでも露出補正は可能だったけど、ライブビュー内でターゲットを移動させて”丁度いいところ”を見つける必要があった。これがバーをなぞるだけで補正が行えるようになって、よりデジカメライクに使えるようになった。サードパーティのカメラアプリではiPhoneのボリュームボタンでシャッターが切れないものもあるけど、Camera+はもちろん使える。撮影に特化した、スチルのカメラアプリではベストのアプリだと思う。不満なところがほとんど無い(シャッタースピードまで操作できるようになったらもう完璧)。
24fpsも選択可能。iPhoneで映画が撮れる「Movie Pro」
MovieProは撮影解像度の設定、フレームレートの設定、フォーカスロック、露出ロック、ホワイトバランスのロック、ズームが利用できる動画撮影のためのアプリ。iPhone5sだとMovie Proからも120fpsのスローモーション撮影が利用できる(120fpsを選択すると、標準カメラアプリと同様に撮影可能最大解像度が720pとなる)。フレームレートの選択画面では24fpsも選べるので、iPhoneで映画を撮ることもできるはず。撮影はiPhoneとMovieProを使って、PCで編集と色調整をしたら本格的な映画が作れてしまいそう。
どちらも最近のアップデート画面の告知で「メジャーアップデートに乞うご期待」といった内容の文言があったので、今以上に「良くできてる!」と感動させてくれるのかと思うととても楽しみ。