
オーム電機 LHA-Z25D5:防災用に頼もしい10時間使える電池式LEDズームライト
これまでに大規模停電に巻き込まれたことはないのだが、地震などへの備えを何もしていないのも不安になってきた。そこで、手始めに懐中電灯を一つ買うことにした。
ライト探しの条件は以下の通り。
- 乾電池式であること
- 明るすぎず暗すぎず
- 連続10時間以上使えること
- カバンに気軽に入れられるサイズ、重さであること
- シンプルに使えること
- テールボタン搭載
1つめの乾電池式を重視したのは、充電式だと電源を確保できない状況で1度使い切ると困りそうなのと、モバイルバッテリーの発火事故のニュースを多く目にしたのもあり、身の回りのものは可能な限りバッテリーレスのものにしたいから。
「充電式ライトが燃えた」とは目にしたことも聞いたこともないのでそう危ないものではないのだろうが。リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載のランタンなどは販売されているので懐中電灯にも採用されるようになったら選択肢に入れるかもしれない。
5番目のの「シンプルに使えること」は、LEDライトを探すと、「ボタンを押すごとに点灯>消灯を繰り返しながら明るさが切り替わります」とか、ボタンの長押しや半押しに機能が割り当てられていたりと、操作がシンプルでないものが多かった。「ボタンを押したらいつも同じ明るさで点灯する」ライトが少数派に思えるほど。これは意外だった。
最後の「テールボタン搭載」は単にロマン。ジョニー・トーの「PTU」(夜の雑居ビル内の階段をテールスイッチ付きのライトを間欠点灯させながら登っていくシーンがある)とかの影響。
と、そんな条件で見つけたのがオーム電機の「LHA-Z25D5」。購入したお店では1,000円代前半と手ごろな価格。でも見た目にも持った感じも「結構いい感じ」。

LHA-Z25D5のスペックは以下の通り。
| 電源 | 単3形乾電池2本(別売り) |
|---|---|
| 光源 | 白色LED(交換不可) |
| 光束(明るさ) | 約250lm |
| 連続使用時間 | 約10時間 |
| 外形寸法 | (約)最大径27×長さ148mm |
| 本体質量 | 約78g |
| 付属品 | ストラップ |
| 保護等級 | IPX7(JIS C 0920:2003) 水深1m30分(水に浸しても影響がないように保護する) |
この製品には明るさと使用する電池の種類、大きさにより全4つのバリエーションがある。
明るさで比べると、LHA-Z25D5より暗いモデルはより小型だが連続使用時間が短かく、同じ大きさでより明るいモデルも連続使用時間が短く、単4電池3本駆動でさらに明るいモデルは長く使えるが今度は「点灯・消灯を繰り返しながらHighとLowを切り替える」または「ボタン半押しでHighとLowを切り替える」となっており、シンプルさがなくなってしまう。シンプルさと連続使用時間のバランスでLHA-Z25D5に決めた。
実際に使ってみたところ、単機能ということもあって普通に使える。部屋を真っ暗にして点灯すると、直接目に向けない限りはまぶしく感じることもなく、手元はちょうどいい明るさで照らすことができる。部屋の奥や廊下の先を見るくらいであれば十分な明るさがある。




特に不満に感じるところはないが、しいて気になった点を言えば、LEDのチップが正方形なせいか、ズームイン時の照射の輪郭が正円ではなくなる(角丸四角なのでそう気にならないが)ことと、点灯中にテールスイッチが「半押し状態で反応する」ためにスイッチを押し切る前に消灯することか。ただ、テールスイッチの半押し操作に慣れることができるなら、「半押ししてるときだけ消灯させたい」人にはアリな仕様かもしれない。

値段もスペックも質感も、LHA-Z25D5は「こういうのでいいんだよこういうので」なライト。長時間使用できるシンプルなライトを探している人におすすめ。水にも強く頼もしい。防災用にカバンに入れておこう。