ジユウメモメモ

当サイトは通販サイト・外部Webサービスへのリンクの一部にアフィリエイト広告を使用しています
GENTOS OZ-332D本体

GENTOS OZ-332D:作業用、防災用にピッタリな電池式COBライト

明かりの備蓄は何個あってもいい

 防災のことを考え始めて懐中電灯を一つ買ってから、ライトに興味が出てきた。

オーム電機 LHA-Z25D5:防災用に頼もしい10時間使える電池式LEDズームライト

 懐中電灯は遠くを照らすことを目的としているので、遠方や自分の手元を照らすことはできるが、周囲のある程度の範囲を満遍なく照らすことには向いていない。

そこで、停電時に身の回りを照らす用のライトも一つ買ってみることにした。購入したのはGENTOS(ジェントス)の「OZ-332D」。面で発光するCOB(Chip On Board:基板上にLEDが直接載っている)を採用し、広い範囲を照らすことができる。ライトのジャンルでいうとワークライト(作業灯)になるだろうか。購入時の価格は1,200円ほど。コンパクトなことと、電池が単3形乾電池2本で20時間使用可能というのが気に入った。

GENTOS OZ-332Dのパッケージ
GENTOS OZ-332Dのパッケージ

OZ-332Dのスペックは以下の通り。

GENTOS OZ-332Dの仕様
使用光源高輝度白色COB LED
明るさ最大約200ルーメン
光度約83カンデラ
使用電池単3形アルカリ電池×2本
点灯時間約20時間
照射特性照射角度140°
照射距離最大約18m
保護等級IP54準拠(防塵・防滴仕様)
落下耐久1m落下耐久
本体サイズ(約)幅28.5×高さ132.2×奥行33.3mm
本体質量(約)100g(電池含む)
付属品テスト用電池

 先に結論を書くと、商品には満足しているのだけど、パッケージをきれいに開けることができないのは気になった。商品を取り出すにはハサミを入れるしかないのだが、説明書を兼ねた裏面はできることなら破らずにとっておきたかった。「これって電池で何時間使えるんだったかな?」と確認したくなったらネットで検索するしかない。ミシン目加工だったり、スライド式着脱可能なブリスターパックだったらよかった。

GENTOS OZ-332Dのパッケージ裏面
GENTOS OZ-332Dのパッケージ裏面。開封するにはハサミで切るしかないというのはちょっと残念。

 とはいえ、不満はパッケージ方法のみ。製品には満足している。デザインはもちろん、明るさ、照射範囲、使用時間の長さも頼もしい。

GENTOS OZ-332D本体
GENTOS OZ-332D本体

 デザインでいうと、服の胸ポケットなどに引っ掛けられるクリップが付いている(購入者のレビューを読むとかがんだりすると落ちやすいとあるので、腰ベルトやバッグのポケットに引っ掛けるのが安心かもしれない)のと、底面にマグネットが付いているのが便利。マグネットは強力で冷蔵庫の扉やメタルラックに付けたときに簡単には外れない。

GENTOS OZ-332D本体背面
GENTOS OZ-332D本体背面にはクリップが備わる。

OZ-332Dの電源スイッチは「固い」との声もあり、確かにちょっと力を入れる必要はあるが、「カバンの中に入れても誤動作しにくい」ための機能である、と思えばこれくらいでいい気がする。

GENTOS OZ-332D電源スイッチ
GENTOS OZ-332Dの電源スイッチ。その上のヘッドキャップには開け閉めする際の回す向きが記載されている。

また、ライトをよく見ると、ヘッドキャップに回転方向の刻印があったり、底面には磁石のマーク、電池挿入口には電池の向きが印刷されていたりと、「気が利いているなぁ」と思わされる箇所がいくつも見つかる。

GENTOS OZ-332D本体底面マグネット
GENTOS OZ-332D本体底面(マグネット)
GENTOS OZ-332D本体乾電池挿入口
ヘッドキャップを外したところ。中をのぞくと「+」マークが印刷されていて電池の向きがわかるようになっている。

 実際に点灯させると、懐中電灯とは照射範囲の広さが全然違う。これなら停電時に一つあると不安が軽減される。そのまま机に置いてもいいし、底面のマグネットでメタルラックに固定してもよし。暗い中で本を読むことだってできそうだ。非常時じゃなくても作業灯として日頃から活躍してくれる場所はいくらでもありそうだ。すぐに気に入った。

GENTOS OZ-332Dを点灯させたところ
GENTOS OZ-332Dは面で発光するため、広範囲を照らすことができる。
懐中電灯(LEDハンディライト)を点灯させたところ
懐中電灯(LEDハンディライト)を同じ場所に置いて点灯させたところ。

 試しに部屋を真っ暗にして、メタルラックや冷蔵庫などに取り付けてみて気付いたのは、足元が明るいだけで天井が暗いままだと「非常時」感が強く、長時間そのまま過ごすとストレスを感じそうだな、ということ。光を天井に向けて間接照明とすると、全体は薄暗くても、足元の状況の確認がしやすくなって安心感がある。調べると警視庁も停電時には間接照明をおすすめするXのポストが見つかった。

停電時は照明を上に向ける、となると、まず1つは天井に、そして手元はちゃんと明るくしたい。周囲は影を無くしたいな、と思うとこれ1つでは難しい。2台体制でもいいかもな、なんならOZ-332Dは手元用にして、COBの面積が大きな上位機種のOZ-334D(こちらは単3形電池4本になるのでズッシリと重くなる)を間接照明用に買うか?それともランタンを試してみようか?と物欲がふつふつと湧いてきてきてしまった。沼に足を突っ込んでいる自覚はあるけれど、ライトの備蓄はいくらあっても困ることはない。

FDK アルカリ 乾電池 ロングライフプラス単3形40本

FDK アルカリ 乾電池 ロングライフプラス単3形40本

1,522円(11/15 12:56時点)
Amazonの情報を掲載しています
タグ: