ジユウメモメモ

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メラニー・ロランに首ったけ「グランド・イリュージョン」

メラニー・ロランが笑ってる!

 Netflixで「グランド・イリュージョン」を見た。ド派手なマジックショーの裏で銀行を襲うチームのお話で、評判がいいらしい…と知りつつ未見だった作品。

義賊マジシャンチームVS種明かしのプロ – ストーリー

 何者かによってスカウトされた(ジェシー・アイゼンバーグ他)4人のマジシャンチーム”フォー・ホースメン”。彼らはラスベガスの観衆の前でパリにある銀行から大金を強奪するマジックを披露し、一夜にして世界に名を轟かす。彼らを追うFBIのディラン(マーク・ラファロ)とインターポールのアルマ(メラニー・ロラン)は元マジシャンで今ではマジックの種明かしをして大金を稼ぐサディアス(モーガン・フリーマン)に協力を求める…というお話。

マジックとは?

計算された だましです

楽しませ 感動させるもの

適当にメニューを注文したら大当たり!みたいな映画

 普段はもっぱらアクション映画ばかり見ている人間なので、「マジックねぇ…」と思いながら再生を始めたら、なんで今まで放置してたのか!見どころが!メラニー・ロランが出てるじゃん!しかも笑うじゃん!クーッ!

メラニー・ロランが出ている映画を見るのはこれで3作品目。「イングロリアス・バスターズ」のショシャナは意志の強い表情をしていたし、本人はいたって真剣なのにおっちょこちょいな暗殺者を演じていた「ラスト・アサシン」も、声を出して笑うシーンはほとんどなかった。なので単純に「へぇ!こんな感じで笑うんだ!」的な感動をしてしまった(笑)。「グランド・イリュージョン」の開始40分の「やった!」でメラニー・ロランに恋してしまう人は多いんじゃないかな。

映画はそれほど期待せずに見始めちゃった分、凄く面白かったのだけど、何より印象が強いのはメラニー・ロランの可愛さ。2時間でも3時間でもメラニー・ロランが映っているのなら延々と見ていたいのに終わってしまうのが不満だ。ああ、残念だ。エクステンデッド・メラニー・ロランカットエディションを出すべき。

映画の中には「好きな俳優が出ているから見られたものの、むむむ…」と思うものもあるけれど(「ラスト・アサシン」はそうだった)、「グランド・イリュージョン」はちゃんと面白いのでファンじゃない人にもおすすめできる。マジックは毎回スケールが大きく、見た目にも楽しいのはもちろん、お話のテンポがいいのが見ていて気持ちがいい。

フォー・ホースメンのメンバーが皆マジシャンなので、それぞれの得意技を披露させながら紹介を済ませるし、チームを結成してからはスパッと1年経過させてショーの始まり。毎回マジックの準備作業は見せず、後からサディアスに推理させることで無駄な仕込みのシーンを省いてるから(種明かしのシーンが後にあるから「ほほー」と楽しんで見てられる)眠くなるところが一切ない(ドラマパートはメラニー・ロラン見てこちらがデレデレしてるんですよ・笑)。

結末を知ってから振り返ると、「この時のこのキャラクターの表情はなるほど、よくよく見たら不自然にやや機嫌が悪そうにも見える…」と、俳優の演技をより深く見る楽しみ方も。パッと見、とてもカジュアルな映画だけど、2度見ても発見が残ってる。

個人的に見どころだったのは、中盤のホースメンの一人ジャックがディランから逃げるシーン。ジャックがディランにカードや火の玉を投げつけながら逃げるシーンはX-Menのよう。銃撃戦はなくとも、予想以上によくできたアクションシーンが多くて満足した。

「アベンジャーズ」のハルクじゃないマーク・ラファロも見られるし、ジェシー・アイゼンバーグが演じる「バットマンVSスーパーマン」レックス・ルーサーの予習もできるし(「BvS」の予告でも早口だったけど、素で早口な人っぽい)、アメコミ映画ファンの人も楽しめるはず。

ラストのどんでん返しには「ほほー」と思えたのだけど、伏線のすべてが回収されたわけでもないような終わり方。続編が楽しみだ(残念ながらメラニー・ロランはキャスティングされていない模様)。

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