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BDP-160

1万円ちょっとの高画質ブルーレイプレーヤー Pioneer BDP-160

省エネ・万能メディアプレーヤー パイオニア BDP-160

 パイオニアのブルーレイプレーヤー BDP-160を購入した。ブルーレイを再生するのも、nasneを通して動画を見るのも、PS3を使えばできるけど、電力消費量がちょっと気になる(それでも初代と現行モデルでは随分と差があるし、実際のところ1日数時間ならそんなに気にするような電気代にならないのだけど)。

BDP-160

パイオニアのブルーレイプレーヤー BDP-160。対応フォーマットは幅広く大抵の動画ファイルは再生できる。

機種を選ぶにあたって考慮したのは次の3つ。

  • 予算は15,000円程度
  • nasneの録画番組、ライブチューナが視聴可能
  • DVDのアップコンバートも重視した設計

 国内、海外メーカーとも、ブルーレイレコーダーの方が利益が出るのかプレーヤーのラインナップは少なく、値段もほとんどが2万円以下。

候補に上がったのは東芝のDBP-S300(とにかくコンパクト、Hulu対応が魅力)、LG BP630(DLNA、Miracast対応が魅力)、ソニー BDP-S5100(Hulu対応、UIがXMBなのが魅力)、そしてパイオニアのBDP-160。DBP-S300はnasneの録画番組が見られるらしいのだけど、ライブチューナが使えないという記事を見つけた。BDP-S5100は16,000円程度と、PS3との価格差が他に比べて小さいのと、傷が目立ちそうな外観をしているのが気になった(多面体デザインというのは面白いとは思う)。BP630のMiracast対応は非常に魅力なのだけど、パンフレットを見てもメーカーのサイトを見ても、情報が少なく、パイオニアの機能紹介が「高画質にこだわってそう」と思わせてくれたのが決め手になった。

画質調整機能も搭載!レジューム機能も便利!

BDP-160

同梱物は電源ケーブルとリモコン(と電池)のみ。HDMIケーブルは事前に用意しておく必要がある。

BDP-160 背面端子

BDP-160の背面端子。映像出力はHDMIのみ。インターネット接続は有線も無線も使える。

BDP-160 ホームメニュー

BDP-160のGUIはオーソドックス。2013年発売の機種なのだから画面遷移にアニメーションが欲しいところ。

 ブルーレイの再生は不足を感じることのない安心の高画質。画質調整も「ファイン」「シネマ」「カスタム」が用意されていて、映画を楽しむときには「シネマ」を選べば黒が締まってしっとりとした画質となる(ブルーレイの魅力はこのしっとり感だ)。物足りなかったり、「ちょっと違うな」と感じることがあれば調整項目が多いカスタムを選ぶと満足できる画質まで追い込めると思う(ノイズリダクションの強弱も設定できる)。「アウトロー」(クラシックな雰囲気が新鮮!)のブルーレイを再生したみたところ、途中で再生が止まったりすることも、ディスクに傷が付くことも無かった。BDP-160にはレジューム機能も備わっていて、ディスク別に停止位置を記憶しているのか、ディスクを何度か入れ替えても、それぞれ途中から再生された。

BDP-160

BDP-160のカスタム設定画面

DVD再生時はアップスケーリングが働いて画面いっぱいに出力されるものの、元のソースが低解像度なのでどうしてもブルーレイ並みとは行かない。SDソースの再生品質は他メーカーのプレーヤーと見比べても仕方が無さそうだ(海外サイトのレビューを読んでみたけどBDP-160のアップコンバートは”いい方”のようだ)。あと、小さなところだけど、ディスクトレイの溝(凹み)が浅いのがやや気になる。上品にも思えるけど、しっかり乗せたのを確認しないと格納するときにディスクを噛みそうだ。

再生可能メディアはブルーレイ、DVDの他、USBメモリ、NASに入った動画ファイルも再生できる(H.264などパッと思いつくフォーマットのほとんどに対応している)。

BDP-160(と、パイオニアの無線LAN機能搭載ブルーレイプレーヤー)にはiOSとAndroid向けにアプリが用意されていて、スマホをリモコンとして使えるのだけど、正直なところ、リモコンを使った方が早い(リモコンにあるボタンが全てアプリにあるわけでもない)。リモコンを無くしたときに役立ちそうではあるが・・・。

iControlAV 2013

パイオニアのiOSアプリiControlAV 2013

iControlAV
カテゴリ: エンターテインメント

nasneとの連携はライブチューナーも含めて機能する

BDP-160 nasneメニュー

BDP-160から見たnasneの画面。横1920ピクセルもあるのだから幅を広く使って欲しいところ(番組内容がわかりづらい)。

 BDP-160は「DLNA対応」。nasneを繋げると(nasneがつながっている同じルーターに有線で繋げた)ホームメディアにnasneが追加されて、ライブチューナを含めて動画をモニタに出力できる。タブレットからのMiracastミラーリングでは再生できなかったのでありがたい。動画の切り替え時に一旦ホームメディアのトップ画面に戻ってしまうのがもどかしいが、PS3の代わりとしては十分だ(PS Vitaでは720p出力となるようなので物足りなく感じそう)。3倍モードで録画した番組もきれいに見られる。

Miracastミラーリングは機能しないけれどYouTube Send to TVは便利

 「Wi-Fi Directでスマホの画面をテレビに出力できます」とあったので、ひょっとするとKindle Fire HDXの画面も出せるのか、Miracastのアダプター買ったばかりだったけど出番が無くなっちゃうな。なんて思っていたけど、BDP-160を使ったスクリーンミラーリングは機能しなかった。KindleのWiFiアクセスポイントにBDP-160は見つかるし、接続もできて、スクリーンミラーリングの機器選択画面にもBDP-160が表示されるのだけど、選択しても画面は真っ暗なまま。MiracastはWi-Fi Directの技術を使うが同じものではないようだ。何度か試してみたけれどKindleの画面がモニタに出ることはなかった(Android4.xには「Wi-Fi Direct」というメニューがあるがKindleのFire OSにはAmazonが削除したのか、そのメニューらしきものが見当たらない)。

BDP-160 WiFi Direct

純粋なAndroid端末なら画面をテレビに出力できるはず。

 あわよくば、と期待していたMiracastが使えないのが判明して、BDP-160はブルーレイ再生専用機として使うしかないかと思ったけれど、なかなか便利な「+α」がまだ残っていた。YouTube Send to TVだ。

BDP-160 YouTube起動画面

BDP-160でYouTubeを見るときはアプリの起動画面が表示される。

BDP-160 YouTube

BDP-160はYouTubeの視聴も可能。しかしリモコンで文字入力をしなければならなかったり、お世辞にも快適とは言えない。

 YouTube Send to TVはGoogleのYouTubeアプリが使える端末で検索したYouTubeの動画を、YouTube Send to TVに対応したプレーヤー(が繋がったモニタ)で再生することができる機能。Google純正のiOS向けYouTubeがこの機能に対応していて、iPhoneからBDP-160に動画を転送できる。こういうことはApple TVじゃないとできないと思っていたので意外。フルHDではないように見えるが、アップされている映像ソースが高画質であれば、720p程度にはきれいに見ることができる。

iOS YouTube

iOSのYouTubeアプリからテレビで動画を再生できる。

BDP-160単体でYouTubeを楽しむのは、UIの大半が英語表記だったり、検索するにも文字入力をリモコンで行わなければならなかったりと、お世辞にも快適とは言えない。ノンPCでテレビでYouTubeを楽しみたいときはYouTube Send to TV機能を使うと快適だ(ただ、BDP-160のYouTubeは本体内アプリを起動しているようで、切り替えに時間がかかってシームレスでは無いのがちょっと残念)。

 本体デザインもUIもコンサバだし、欲を言えばHuluに対応していたり、Miracastに対応していたら嬉しいけれど、1万円で買えるブルーレイプレーヤーとしてはしっかり高画質だしnasneも活用できて満足できる。ファームウェアもアップデートされているので、売りっぱなしということもない。シンプルにブルーレイを高画質で楽しめたらいいというときにはオススメのプレーヤーだ。

追記:Miracast搭載の後継機BDP-170、4Kアップスケーリング対応のBDP-180登場

 パイオニアからBDP-160の後継機BDP-170が発表された。あったらいいなと思っていたMiracast機能搭載。Android搭載スマホ・タブレットや、Windowsタブレットを持っている人には便利な多目的プレーヤーになる。

パイオニア:BDP-170 ブルーレイディスクプレーヤー

テレビがスマホ画面になって、友人や家族と楽しめます。

MiracastTMに対応したスマートフォンをお持ちなら、スマートフォンで撮影した写真や、保存している映像をテレビの画面で楽しむことができます。

Miracast対応スマホ/タブレットを持っていて、大きな画面でミラーリングを楽しみたい場合はBDP-170を、4Kテレビを持っている人、4Kテレビに備えておきたい人は4Kアップスケーリング機能付きのBDP-180(こちらもMiracast対応)がおすすめ(4K時代の次世代Ultra HD Blu-rayプレーヤーは初期は高価格だし、メディアの普及にも時間がかかるだろう)。

購入前に機能を確認したい方はこちらで説明書がダウンロードできます。

オンキヨー&パイオニア:パイオニアブランド オーディオビジュアル製品サイト ブルーレイ・DVD・LDプレーヤー 取扱説明書ダウンロード

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