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HUAWEI FreeBuds 5iのイヤホンとケース

高級機の機能も搭載!ノイキャン付き完全ワイヤレスイヤホン HUAWEI FreeBuds 5i

iPhoneにもピッタリ。高コスパ・高品質。音良し、機能良し。

 HUAWEI(ファーウェイ)のアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能付き完全ワイヤレスイヤホン(TWS)「HUAWEI FreeBuds 5i(ネビュラブラック)」を購入した。

HUAWEI FreeBuds 5iのパッケージ
HUAWEI FreeBuds 5i(ネビュラブラック)

 ANC付き、アプリ連携有りのイヤホンを使うのは今回が初めて。

 ネット上でピックアップされることの多いEarFun Air Pro 3も気になっていて迷ったが、FreeBuds 5iを選ぶ決め手になったのはAir Pro 3には無い機能だった。Air Pro 3ではLE Audioへの対応が予定されているが、iPhoneユーザーとしてはiOSでLE Audioが利用できるようになるか不透明。Android端末を購入することがあってもLE Audio対応デバイスが増えるまでにはかなり時間がかかりそうな気がしている。

 FreeBuds 5iに備わる機能の中に、「イヤーチップの適合度テスト」「スマート装着検出(イヤホンを耳から外すと音楽再生を自動停止する)」「アダプティブイヤーマッチング(AEM:耳の形を自動検知し、最適な音質にチューニングする)」がある。これらは価格帯が上のTWSに備わるもので、1万円クラスのイヤホンで搭載する製品は限られる。FreeBuds 5iのコストパフォーマンスの高さが際立って見えた(実際にそれらはよく機能する)。

通信方式Bluetooth 5.2
マルチポイント対応(2台まで)
対応コーデックSBC / AAC / LDAC
アクティブノイズキャンセリング最大-42dB
外部音取り込みモードあり(アウェアネスモード)
バッテリーイヤホン本体:ANC ONで約6時間 / ANC OFで約7.5時間
充電ケース込み:ANC ONで約18.5時間 / ANC OFで約28時間
防水防塵IP54
重量イヤホン単体:約4.9g / 充電ケースのみ:約33.9g
アプリ連携あり(HUAWEI AI Life iOS / Android)
HUAWEI FreeBuds 5iの主なスペック

光沢だけど意外と指紋は目立たない。イヤホンとツルツルケース

HUAWEI FreeBuds 5iのパッケージ
パッケージを開けたところ。丁寧な梱包に好印象。

 届いたパッケージを開けると、イヤホン本体とケース、充電用のUSB Type-Cケーブル、交換用イヤーピース(Sサイズ / Lサイズ・Mサイズはイヤホンに装着済み)の他、紙のクイックスタートガイドが入っていた。各国語対応のクイックスタートガイドは表紙の裏にペアリング方法を伝えるイラストと、連携アプリ「AI Life」のダウンロードページへ転送されるQRコードが記載されている他、日本語のページにデフォルトの操作方法、充電方法が記載されている。

HUAWEI FreeBuds 5iのパッケージ内容
同梱物はケース、充電用のUSB Type-Cケーブル、交換用イヤーピース(袋にサイズが記載されているのが親切)、クイックスタートガイド

 FreeBuds 5iのカラーバリエーションはアイルブルー、ネビュラブラック、セラミックホワイトの3色。セラミックホワイトのみAmazon限定販売で、イヤホンもケースも光沢仕様となっているが、ブルーとブラックはケースが「川原にある小さな小石」にインスパイアされたマットな質感となっている。以前使っていたag COTSUBUの粉雪塗装に似ているが、COTSUBUのケースはサラサラした感触だったが、FreeBuds 5iのケースはツルツルしている。

HUAWEI FreeBuds 5iのケース
ケースはマットな質感、イヤホン本体は光沢仕様となっている。イヤホンはマグネットで固定されるが、指が乾燥していると取り外しがしづらくなる。また、スティックが内側を向いた形で収納するため、装着するとき、収納するときに向きを合わせる作業がやや面倒ではある。外側を向いたままでもこの形は維持できそうに思えるが…。
HUAWEI FreeBuds 5iのイヤホンとケース
イヤホンのスティック部分の上部がタッチセンサーとなっている。
HUAWEI FreeBuds 5iのケース
ケースの側面にBluetoothペアリング用のボタンが配置されている。ケースの蓋を開けた状態で長押しするとペアリングモードになる。

 FreeBuds 5i本体はスティック型で塗装は光沢仕様。個人的にはガジェットの塗装は指紋が目立ちにくいマット仕様を好んでいるが、ネビュラブラックはグレーよりの色のためか、指紋があまり目立たない。コーティングも厚めなのか、傷もつきにくそうに見え、安っぽさがないのが気に入った。今回初めてスティック型のイヤホンを選んだが、イヤーチップでイヤホンを保持するというよりイヤホン本体側がすっぽりと耳にハマる形で装着感は良かった。イヤーチップによる耳への圧迫感がほとんどない。スティック部分は肌に接触しないため、気にならない。

 イヤホンの音質について、個人的に「標準ではイマイチだがイコライザー使用で化ける」といった「ユーザー側でのイコライザー調整任せ」の製品は欲しいとは思わないし、重低音により過ぎた音も好みではない。

その点でFreeBuds 5iはアプリを連携せずとも、そのまま聴いても低音・高音どちらに偏ることなく、バランス良く感じられた。低音が強すぎてボワボワするようなことはなく、弱すぎることもない。歌も、ポッドキャストも人の声はよく聴こえ、映画は空間の広さがしっかり感じられる。

専用アプリ「AI Life」と連携機能

 HUAWEIの専用アプリ「AI Life」は画面にHUAWEI IDの表示があるが、FreeBuds 5iの使用においてはアカウントの新規登録は必要なく、イヤホンの登録、操作方法のカスタマイズ機能、OSのアップデートは利用できた。

iOS版AI Lifeの画面
iOS版AI Lifeの画面。ホーム画面の右上の「+」ボタンをタップすると機器登録画面に進む(HUAWEI IDは必要ない)。イヤホンを登録する際に「ローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続」「位置情報の使用」「Bluetoothの使用」「ローカルネットワークへのアクセス」を許可・有効化する必要があるが、イヤホンの登録後にiOSの「設定」>「HUAWEI AI Life」から「位置情報」「ローカルネットワーク」をオフにすることができる。
iOS版AI Lifeの画面
AI LifeにFreeBuds 5iを登録中の画面

FreeBuds 5iをAI Lifeに機器登録した際に、FreeBuds 5iに搭載されるHarmonyOSのアップデートがあり、新しく「トリプルタップ(3回タッチ)」の操作方法が追加された。また、今回のアップデートによるものかはわからないが、FreeBuds 5i発売初期には上位機種にのみ搭載されていたアクティブノイズキャンセリングの「ダイナミック」が選択可能になっていた。アップデートを通じて機能が追加されることがあるのは今後使い続ける上で楽しみがある。

iOS版AI Lifeの画面
FreeBuds 5iの登録完了後、「デバイス」にあるボタンを初めてタップすると、HarmonyOSのアップデートがあったのでインストールを選択した。
HarmonyOSのアップデート画面
HarmonyOSのアップデート中の画面。画面上にイヤホンケースの蓋は開けても閉めてもいいと表示されているが開けたままの方がスムーズに進んだ。今回のアップデートで「トリプルタップジェスチャー」の機能が追加された。
AI LifeのFreeBuds 5iの設定画面
AI LifeのFreeBuds 5iの設定画面。イヤホン、イヤホンケースの電池残量はここから確認できる。

 ノイズキャンセリング(ANC)については「ウルトラ」「標準」「くつろぎ」「ダイナミック(その場の環境に合わせてウルトラ/標準/くつろぎ)を自動切り替え」を選ぶことができる。

FreeBuds 5iのノイズ除去性能は最大-42dB。ノイズキャンセリングをONにして一番強度の強い「ウルトラ」を選んでも、周りのすべての音が聞こえなくなるわけではない。雑音はぐっと少なくなるが、近くで会話する人の声や電車内のアナウンスは耳に入ってくる。「こんなものか?」とノイズキャンセリングをOFFにすると雑音がワッと盛大に聞こえ、「雑音を取り込んで盛ってない?」と疑ってイヤホンを耳から外すとそんなことはなく、思っていた以上に大きな雑音に囲まれていたのだと思い知らされた。なるほど、アクティブノイズキャンセリング機能のありがたみは使ってみないとわからない。これだけ効果を体感できると今後イヤホンを選ぶときに「なくてもいいや」とは思わない。

「ノイズ制御(左)」「サウンド効果(右)」の設定画面。サウンド効果はプリセットのみでイコライザーのカスタマイズ機能はない。

ノイズキャンセリング機能付きイヤホンは製品によって「(圧迫感など)違和感を感じる」という指摘もあるが、FreeBuds 5iはほとんど気にならなかった。アプリをインストールする前に初めて装着して音楽を聞いたときにデフォルトでノイズキャンセリングはONになっていたようだが、違和感を感じることはなかった。

ノイズキャンセリングONでも車の走行音などは聴こえるので、街中を歩く際の安全のために片耳運用する必要がなくなった。外音取り込み(アウェアネス)機能も備わるので会話の必要があるときにイヤホンを取り外す必要もない(※会話時の自分の声を聞きやすくする、他社製品でいう「サイドトーン」「トークスルー」に相当する機能はないため、自分の声の聴こえ方はカナル型イヤホン装着時と変わらない)。イヤホンをつけたままでいられる場所・時間が増えた印象。

 操作方法のカスタマイズは「トリプルタップ」「ダブルタップ」「長押し」「(イヤホンの軸部分の)スワイプ」に割り当てる機能を左右それぞれに選択できる。音量調整は端末側で操作するからスワイプ操作での音量調整は不要、といった場合は何も割り当てないことも可能。「1回タップ」に操作を割り当てることはできないため、イヤホン着脱時に誤操作が起きにくい設計となっている。一時的にポケットに入れるときにも指が触れても誤操作が起きない。小さなストレスが発生しないのは素晴らしい。イヤホン側での電源OFF操作は用意されていない。

「ジェスチャー」の設定画面
「ジェスチャー」画面では左右のイヤホンそれぞれのジェスチャーに割り当てる操作を選ぶことができる。「なし」も選択可能。

 イヤーチップの適合度テストはイヤーチップの大きさが耳のサイズに合っているかをチエックしてくれる。

「イヤーチップの適合度テスト」の画面
「イヤーチップの適合度テスト」の画面。自分の場合イヤホンについているMサイズのイヤーチップで「適合」の判定結果が出た。

 イヤホンから大音量を流すことで発見しやすくする「イヤホンを探す」機能もある。試してみると音漏れというレベルではなく、はっきりと響く音量で音が鳴るので実用的に思える。

「イヤホンを探す」の画面
「イヤホンを探す」ではイヤホンから大音量が出るため、耳から外すよう警告が表示される。
「設定」画面
「設定」では装着検出機能のON/OFF、遅延低減機能のON/OFFを設定できる。(左)/ イヤホン使用中はBluetooth設定画面にFreeBuds 5iが2つ表示される。左右が個別に認識されるようだ。

 イヤホンに専用のアプリが存在することについて「アプリのアップデートが打ち切られたり、端末側OSのサポートをしなくなったとき」などアプリが使えなくなった場合について気になっていたが、イヤホン側にリセット操作が用意されているため特に心配は不要だった(必ずしもアプリと一緒に使わなければならないわけでもない)。

HUAWEI:HUAWEI FreeBuds/FreeLaceシリーズイヤホンのリセットまたは工場出荷時の設定への復元

デザインも機能も大満足。気に入った点と気になった点

 使い始めの初日で音に満足し、ノイズキャンセリングのありがたみが実感でき、アプリの使いやすさにも感心。デザインも機能もとても気に入っている。イヤホンひとつでHUAWEI製品の品質の高さを実感できた。すっかり愛機になった。気に入った点と気になる点をまとめると以下のとおり。

気に入った点

  • 安っぽさを感じさせないコーティング、光沢でも指紋の目立ちにくいカラーリングのイヤホン本体
  • ケースを開けたままでも置けるしっかりしたヒンジ
  • アプリを連携せずにそのまま使っても違和感のないサウンド(イコライザーのカスタマイズありきでない)
  • HUAWEI IDを登録せずとも使えるアプリ
  • 誤操作しにくい気配り設計、カスタマイズできる操作方法
  • 不快感なく効果(ON/OFFの差)を実感できるノイズキャンセリング性能
  • 装着検出機能
  • アップデートによる機能追加の可能性

気になった点

  • イヤホンを固定するケース内部のマグネットがやや強すぎる(指が乾燥しているとイヤホンの取り外しが難しい)
  • 会話時に自分の声をモニタリングするサイドトーン機能が欲しい

性能や品質の高さ、コストパフォーマンスの高さからもっと話題になっても良さそうなのに、と思うのだが(自分が発売から時間が立ってから見つけただけで、十分評価されているのかもしれないが)、HUAWEIイヤホンの取扱店が少ないことも影響があるのだろうか。今回FreeBuds 5iを購入する際も、周りの実店舗では取り扱いがなく、実際に見て、試すことはできなかった(Air Pro 3は実機があり、短時間の視聴ではあったが重低音が強調され過ぎているのかボワボワ感があり、不安になってFreeBuds 5iにした)。もったいない気がする。