かわいいデザインなのにパワフル!Pieria コンパクトファン コロ
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パワーが違う!夏の暑さを迎え撃つ新兵器。
今年も梅雨入りして、じめじめと湿度が気になる季節になってきた。会社のデスクには数年前に買った無印良品のUSB扇風機を置いているけれど、物足りなさも感じる。「強」にしておけばそれなりに風は強いのだけど、どうしても強い風が届く範囲は狭く、なかなか涼しさを感じるところまではいかない。USB接続なら供給される電力にも上限があるし、とっかえひっかえUSB扇風機を買って試しても、どんぐりの背比べなんじゃないか…。
そこで今年は、USB接続にこだわるのをやめて、直接コンセントから電力をとるタイプの卓上扇風機を選ぶことにした。購入したのはドウシシャのPieria(ピエリア) コンパクトファン CORO(コロ)FSR-81。プロペラではない”シロッコファン”を搭載している。シロッコファンとはパソコンなどに搭載されることの多い、羽根が多く風力が強いタイプ(多翼送風機)だ。
地味なシロッコファンの中で目を惹く、かわいいデザイン
シロッコファンの送風機は色々なメーカーから販売されているけれど、その中でPieria コロは丸みを帯びたデザインで目を惹いた。本体からちょこんと伸びている足の裏には肉球が隠れているのも遊び心があっていい。肉球は机に置いてしまえば隠れて見えないから、男性が使っても違和感はない。
本体サイズは幅18.5×奥行き15.5×高さ最大16.5cmとなかなか存在感はある。よくあるタイプのUSB扇風機がちょうど幅10cm程なので、イメージ的には2台並べるような感じ(コロは細い部分がない分USB扇風機2台並べたよりも大きく見えるかも)。風量は「LOW(弱)」「HIGH(強)」の2つで首振り機能、タイマーはなし。消費電力は(50Hz)23W /(60Hz)20W。上方向に30度ほど可動する。
メンテナンスのしやすさもポイント
コロを選んだ理由は仕組みとデザインの他にもう一つあって、吸気カバーが取り外せる点が気にいった。吸気カバーと本体内部の間にあるプレフィルターの掃除がしやすくできている。USB扇風機でも長く使うと全面カバーや羽にホコリがたまるけれど、そのカバーを外せないモデルや、羽を外せなくて掃除をしようにもできないものがある。2,000円~3,000円くらいだからワンシーズンで買い換えるのもいいけれど、メンテナンスのしやすさにも気を使って設計されているのはありがたい(きれいに使えればやっぱり気分がいい)。
会社で使うなら「弱」か。それでもしっかり風量十分。
早速コンセントを繋げて使ってみると、USB扇風機と比べ物にならないくらいしっかりとした風が広い範囲で出てきた。これはいい。動作音は「LOW」だと低いサーという音。USB扇風機の「強」相当。周りに複合機などが置いてあれば気にならないだろう。「HIGH」だとオフィスで使うにははばかられる程度に音は大きくなる(ドライヤーの「弱」くらい)。会社のデスクに置いて使うなら「LOW」で常用することになりそう。扇風機の風量と音、大きさはトレードオフだ。机の下に置ければ音はグッと抑えられる。
使うときの注意点は本体左右の吸気ファンを塞ぐと音が大きくなるのと、吸気カバーをマグネットでとめているため、パソコン(ハードディスクなど)から少し離して設置すること(パッケージにはお部屋、洗面所・脱衣所、トイレでの使用例のイラストがある)。
Pieria コロはアイボリー、ブルー、ピンク※の3色のラインナップ。このタイプの商品は夏の終わりごろに欲しくなっても製造終了、売り切れになっていたりするので、お店で気に入ったら早めの購入がおすすめ。
コロの2017年モデル(FSS-81)はピンクに変わってイエローが追加されました。