なんでも入れちゃえ!シンプルに使えるユニクロU ショルダーバッグ
「大は小を兼ねる」ベーシックなデザインのショルダーバッグ
仕事用に軽量なショルダーバッグを探していて、昨年にユニクロのショルダーバッグを購入した。いくつか違う場所にあるユニクロの大型店に足を運ぶも、どのお店にも在庫がなく、実物を手にとれないまま、オンラインストアから注文。届いてみると思いの外大きかった。「うーん…」としばらく使わずにいたのだが、最近になってしばらく使ってみたところ、「これはこれでアリだな」と好印象を持ったのでご紹介。
購入したバッグは、フランスのデザイナー クリストフ・ルメールとのコラボを売りにするユニクロU(Uniqlo U)ブランドの2018年秋冬の商品で、商品名はシンプルに「ショルダーバッグ(商品番号:410854)」。男女兼用で、発売開始時はブラック、イエロー、ネイビーの3色をラインナップし、価格は税別2,990円。2019年1月現在、オンラインストアではブラックとネイビーは「在庫なし」状態。残るイエローも在庫限りと思われる。
街歩き用にはやや大げさ。ショッピングバッグ、小旅行用におすすめ。
オンラインストアのカタログ上のサイズは横:43cm、縦:38cm、幅:13cm、ショルダーベルトの長さ:113cm。生地は丈夫なCORDURAナイロンとマットナイロンの組み合わせ(夏に汗をかいても色移りしなさそう)でしっかりしているのだが、コシは全くと言っていいほど無いためバッグに何も入れない状態だとペタッと寝てしまう。この状態で測ると奥行き分も追加されて広がるのでカタログから想像するより一回り大きなバッグに見える。
もともとは「カメラと自撮り棒(THETAの三脚用途として)を入れる仕事カバン」・「財布とスマホ(たまにモバイルバッテリーも)、出先で買うことがあるかもしれないA4程度の雑誌か映画のパンフレットが入りそうなショルダーバッグ」を探していたので、この用途に対しては大げさなサイズのバッグが届いてしまった。
だが、用途を変えれば、例えば、買い物のときにレジ袋の代わりにマイバッグとして使う場合、1泊2日程度の旅行用に1日分の服を入れるのにはピッタリの大きさだ。洋服を買いに行くときも3着程度なら入りそう。大は小を兼ねる。手荷物を増やしたくないときに活躍してくれる。
見た目も使い方もシンプルで使い勝手よく、値段も安いのでこれと言って不満なところは無いのだが、しいて言えばショルダーベルトを短くしたときに、余ったベルトが外にぶら下がってしまうのは見た目にちょっとどうなの、と思ってしまう。
余ったベルトが外に出ないようにするのに、どれだけコストが上乗せされるのかはわからないが、単純にそこまで気を払われなかっただけなのかも…?
耐久性のある素材で軽量、どんな服装にも合いそうなシンプルデザイン。柔らかい生地でできているため、あまり物が入っていない状態では体に沿ってペタッとくっつくので、人の多い電車内でもリュックなどに比べれば、スペースを取らないのはメリット。トートバッグじゃないショッピングバッグ、小旅行用の大きめのショルダーバッグにはおすすめ。散歩用のバッグとして考えると、財布を取り出すのに思いのほか手を深く入れないといけなかったりと、やはり大げさなサイズだ。もし同じデザインで新商品が出ることがあれば一回り小さいバージョンが販売されると嬉しい(数百円程度のアップならショルダーベルトの調整がスッキリした形で)。
追記:2019年春モデルはブロックテック!
ユニクロUのショルダーバッグの2019年春の新商品「ブロックテックショルダーバッグ」が登場。2018年モデルとの違いは生地が防風、防水仕様となったことと、自転車に乗るときなどに便利な隠しストラップが付いたこと。デザインと大きさはほぼ同じ(オンラインストア上では横54cm、縦38cm、幅14cm。寝かせた状態の実寸表記?)でブラック以外のカラーリングが刷新された(ブラウンとグリーンがかったブルー)。価格は1,000円ほどアップしたが、雨や雪の日でも防水スプレーなしで持ち出せるようになった。通年で販売されるかはわからないので、気になったら早めに購入した方が良いかも。