入門機でもちゃんとティファール!スチームアイロン ヴァーチュオ20
無印良品スチームアイロンからの乗り換えにぴったり!まるで後継機。
無印良品の強力スチームアイロン A-MJS12のかけ面が劣化してきたので、スチームアイロンを新調することにした。使っていたアイロンが長持ちしていたので「次も無印で」と思っていたのだが、現在では無印良品でスチームアイロンは販売されていない(2019年6月現在)。A-MJS12は三洋電機のOEM製品だったのだが、三洋電機も今はもうないため後継機を選ぶことはできなかった。
そこで今回選んだのはティファール(T-fal)のスチームアイロン ヴァーチュオ20(型番は「FV1320」)。ティファールのスチームアイロンのラインナップの中で最もローエンドに位置する製品で、価格も3,000円台と手を出しやすい。
入門機でもスチームたっぷり!ちゃんとティファール。
ティファールのアイロンといえば、特殊セラミックでできたかけ面が他メーカーの製品とのデザイン上の違いにもなっているのだが、ヴァーチュオ20はそれらとは異なり、他メーカーのローエンド製品と同じくふっ素樹脂加工となる。見た目にもあまり違いはない。しかし、かけ面の仕様を除けば、ジェットスチーム(スチームの噴射機能)、アイロンを立てた状態でスチームを噴射できるバーチカルスチームといった機能は共通している。
A-MJS12には霧吹きに使えるスプレー機能が搭載されていて、シャツのシワを伸ばしたいときに便利だったのだが、メーカーによってはローエンド機種ではスプレー機能が省かれているものもあった。ヴァーチュオ20にはスプレー機能があり、決め手の一つになった。
ヴァーチュオ20は機能はもちろん、温度調整ダイヤルやスチーム噴射ボタン、スプレーボタンの配置、そしてタンクの容量も注水口の位置までA-MJS12とほぼ同じ(A-MJS12は水を入れるタンクが本体から外すことができたがヴァーチュオ20はタンク一体型となっている)。製造メーカーは変わるがまるで後継機だ。購入時の価格はヴァーチュオ20の方が安価だったが、噴射できるスチームの量と勢いはヴァーチュオ20の方がはっきりと上で満足度も高い。エントリーモデルでもちゃんとティファール。いい買い物ができた。
なるべく安く、安心感のあるメーカーで、スチームとスプレーの付いたアイロンを探している人におすすめ。