東芝製を指名買いできる外付けHDD Canvio Desktop by BUFFALO
シンプルデザインのPCにもテレビにもピッタリな外付けハードディスク
自宅に複数あるUSB2.0接続の古い外付けハードディスク(使用頻度が少ないのでS.M.A.R.T.情報を見てもまだまだ壊れそうにない)を一纏めにしようと新たにハードディスクを購入。
選んだのはバッファローから出ているUSB3.2 Gen1接続の外付けHDD「TOHSHIBA Canvio Desktop by BUFFALO」の4TBモデル(HD-TDA4U3)。購入時で1万円前後と手頃な価格だった。
東芝製HDDはnasne接続用に2.5インチモデルを使っているが、最近は公式サイトも更新されず、「外付けHDDから撤退したのか?」と思っていたところの新製品。しかしよく見ればバッファローの文字。デザインもバッファローロゴの入ったものとよく似ている。どうやら東芝の外付けHDDはバッファローのもとでブランドそのまま再スタートを切ったようだ(サポートもバッファローになっている)。
バッファローやI-O DATAの外付けHDD製品は通常はどのHDDメーカーのものを採用しているかは公表していない。今ではHDDを製造しているのはほぼ3社(ウェスタン・デジタル / シーゲート / 東芝)になっているので、どちらのどの製品を購入しても「大手メーカー」ではあるので安心していいのだが、東芝製を指名買いできるのはありがたい。
東芝ブランドのバッファロー製品ということで、ケースデザインは同社のHD-LE-Aからの流用と思われる。前面のメーカーロゴを除いてアクセスランプの位置も同じだ。光沢処理もされていない、なんの飾り気もないシンプルな形で個人的には好み。
HDD内にはバッファロー製のアプリ「みまもり合図」と、その他のユーティリティーソフト(「SecureLock Mobile2」「DiskFormatter2」「Backup Utility」)のダウンロードページへのショートカットが入ったフォルダーが保存されていた。PCに詳しい人なら「Crystal Disk Info」などそれぞれ代替となるソフトを使っているかもしれないが、フォーマットして使うならバックアップしておこう。
HD-TDA4U3をPCに接続してCrystal Disk Infoで表示してみると、使われているドライブは「TOSHIBA DT02ABA400V」だった。5400rpmのベーシックなタイプ。「商用の監視ビデオシステムに設計」ともあるので長持ちしてくれそうな雰囲気。
HD-TDA4U3はUSB3.2 Gen1対応と新しい規格に対応しているが、SSDのようなスピードが出るわけではない。東芝のサイトにある最大連続データ転送速度も「176.4MiB/s」とあり、Crystal Disk Markのスコアも近い値が出た。SSDほど速くはないが、前に使っていたUSB2.0接続の外付けHDDと比べれば雲泥の差だ。動画編集の作業用には厳しいかもしれないが、通常の用途なら十分速い。
HD-TDA4U3を使い始めてまだそれほど時間は経っていないが、ケースやケーブルがボトルネックになることもなくハードディスクのスペック通りの速度が出ているので不満はない。SSDも安くなってきたが容量だけ見ればハードディスクのコスパは大きい。そして内蔵ドライブと外付けケースを組み合わせるよりもメーカー製外付けHDDの方が安く収まることも多い。「東芝製HDD」を指名買いしたいならおすすめ。
最近のバッファローはSIEから「nasne」の製造を引き継いだりと、他社のブランドをそのまま活用する動きが見られる。東芝のブランドだった「Canvio」がいつまで使われるのかはわからないが、できれば東芝製HDD内蔵製品を指名買いできるのは続いてほしい。
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