本当に無料?リネットジャパンに壊れたパソコンの回収を申し込んでみた
目次
放置していた壊れたデスクトップPCを処分できてスッキリ!
最近まで長い間、部屋に置きっぱなしだったWindows XP時代の壊れたデスクトップPCを無料で処分できたのでメモ。
通常、パソコンは家電とは異なり粗大ごみとして自治体に回収してもらえない。自治体Webサイトのゴミの出し方についてのページを見ると、「使用済みパソコンのリサイクルについては各メーカーに問い合わせを」と記載されている。
自分の住んでいる区の該当ページには「一般社団法人 パソコン3R推進協会」のリンクが貼られていて見てみたのだが、そちらに申し込むと、回収申し込みから集荷までの間に10日前後かかる(土日祝日が間にあると更に延びる)。料金については「PCリサイクルマーク」がパソコンに貼られていれば無料となるが、貼られていない場合はデスクトップPCで3,300円、液晶モニタも3,300円とまあまあな金額がかかる。部屋にある壊れたPCはマークなし。モニタも捨てたいから6,000円コース。むむむ…。
そんなわけでずるずると処分をせずにいたのだが、ネットで「パソコン無料回収」を謳うリネットジャパンを見つけた。無料回収はキャンペーンらしいが定期的に何度も無料になっている様子。「6,000円が無料に…?」と怪しんだが、リネットジャパンは環境省・経済産業省から認定を受けた「小型家電リサイクル法」認定業者であり、市町村と協定を締結しているとのことで、ちゃんとした会社のようだ。ということで回収を申し込んでみた。
思い立ったらサクッと回収依頼
リネットジャパンを使うメリットは(キャンペーンで)無料回収なのはもちろんだが、回収日時を最短で申込翌日から土日祝日でも指定できること。さらに申込時にフォームに住所、名前、連絡先を入力するだけよく、別途伝票への記入が不要なのも簡単でいい。
今回回収をお願いしたのは、電源の入らなくなったミニタワー型PC本体、買い替えで不要になった21.5インチのTN液晶モニタ、壊れたワイヤレスキーボードの3つ。
キャンペーンの無料回収の条件は「パソコン本体を含む回収1回につき1箱」で条件を満たす。回収指定日を申し込みの2日後の午前中にして申込みを完了。
パソコンの回収で気になるのは「ハードディスク内のデータ」。有料のデータ消去サービスのオプションが用意されている他に、回収申込後にリネットジャパンのマイページにログインすると、無料のデータ消去ソフトをダウンロードできるのだが、今回回収を頼んだPCは電源が入らず、ソフトを実行できない。そのためハードディスクはPCから抜き取り、こちらで処分することにした。
伝票記入なしの簡単回収
梱包だけはこちらでする必要があるが、回収可能なサイズは「縦+横+高さの合計が140cm以内・重量20kg以内」。どんなダンボールでも可とされているが、ミニタワー型デスクトップPCとモニタではスーパーに置いてあるような箱には入りきらない。今回はホームセンターで売られている引っ越し用サイズのダンボールを購入した。深さはかなり余るが21.5インチの液晶モニタを入れるにはそれくらいの大きさでちょうど良かった。
指定した回収日に佐川急便のドライバーさんが印字済みの伝票を持ってきて回収完了。本当に無料で済んでしまった。
その後リネットジャパンのマイページで確認すると、およそ3週間後に処理完了となっていた。簡単!
ハードディスクのデータは物理で破壊
データ消去ソフトを使えなかったハードディスクは、後日、「100円でハードディスクを物理破壊できる」と話題になった秋葉原最終処分場。に持ち込んで処分してきた。こちらも本当に100円で済んでしまってびっくり。ハードディスクの物理破壊サービスは秋葉原最終処分場。以外にもビックカメラグループの一部店舗や一部PCパーツショップなどでも提供しているお店があるようだ(多分一番安いのは秋葉原最終処分場。)。
人にすすめたいPC回収サービス
今回初めてリネットジャパンを利用してみて、(ダンボール代はかかったが)無料で済んでしまったのはもちろん嬉しいのだが、申込み翌日から荷物を出せてしまうこと、伝票記入不要の「思い立ったらサクッと処分できる」スマートさが何より満足度が高かった。パソコンを含まないときの回収料金も回収費用、リサイクル処理料込みで1箱1,500円とかなり安価だ(ブラウン管モニタのみ3,300円)。手持ちのタブレットなど処分に困りそうなものが出たらまた利用したい。
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