ジユウメモメモ

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レンズキャップ交換

コンデジからのステップアップにピッタリなミラーレス一眼 LUMIX GM1

マイクロフォーサーズ、ちょうどいい。

 会社でパナソニックのミラーレス一眼カメラLUMIX GM1を触る機会があったので、感じたことのメモをば。

サンプルに掲載している写真をクリックするとFlickr(オリジナルのファイルをアップロードしてあります)に移動します。

Panasonic LUMIX GM1

Panasonic LUMIX GM1 オレンジ

購入したのはGM1のオレンジ。実物を見るとユニセックスな印象で、男性が手にしていても変じゃない。レンズを除いた本体部分はコンパクトデジタルカメラとほぼ同等(GM1より大きなコンデジはいくらでもある)、それでいて持つと適度に重く、安っぽさが無い。バッテリーはコンデジのそれより大きめで、これが小さなカメラの中に収まるのだからセンサーや回路基盤が高密度に組み合わさってできているのがよくわかる。

GM1バッテリー

本体と比べると大きなバッテリー。

GM1の付属品の中にはレンズキャップもあったのだけど、ストラップホールも無く、簡単に無くしてしまいそうだったので、ストラップホール付きの代替品を買ってきた。使用中はぶら下げておけばいいので安心して持ち出せるようになった。

レンズキャップ交換

付属のレンズキャップは無くしそうだったのですぐに交換。

数日、「P」モード、ホワイトバランスもオートで撮影していたけれど、とっても好印象。外で撮っても、室内で撮ってもホワイトバランスはほぼ正確。(プリセットに「蛍光灯」は無いけれど、代わりに「色温度」が選択できるようになっている。「蛍光灯」でも正しい色になるとは限らないのでむしろこの方が便利だろう)。

武蔵小杉駅

不動産屋さん向けに室内の参考ショット。午後4時頃だったかな。

Panasonic LUMIX GM1 testshoot

キットレンズ(LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.)はF値が明るいほうで3.5だったけれど、思ってたよりボケる。12-32mmは35mm換算でワイド端24mmと、撮れる範囲は最近の広角コンデジと同程度(マイクロフォーサーズの場合は焦点距離を2倍すれば35mm換算の値になるのでカタログを見ていても想像しやすい。)。同じくらいの大きさで撮像面位相差オートフォーカスを採用しているNikon 1とは違いコントラストAFだけど、体感では負けず劣らずピントが合うのが速くて気持ちがいい。

武蔵小杉 今井上橋
Panasonic LUMIX GM1 testshoot

液晶に2軸の水準器を表示させられるのも凄く便利。他社製のミラーレス一眼ではエントリークラス、ミッドレンジでも省かれている機種が多い。

水準器表示

建築、不動産関係ではあると便利な水準器が表示できる。

ザクとは違うのだよ、ザクとは!

 ずっと気に入って使ってたカメラが1/2.3インチセンサーのNikon COOLPIX P310だったのもあって、センサーサイズが大きいのはやっぱりいいことだと実感できる。

レタッチ作業中に等倍に拡大してもコンデジより鮮明で、遠くに小さく写ってた看板の文字もくっきり解像してる。撮って出しのJPEG画像もコンデジより白飛び/黒潰れしそうなところでも色が残っているから(曇り空でも薄っすらと色が残るし、一見黒潰れしてそうに見えるところもPhotoshopでトーンカーブを上げると色が浮き上がる)、「おお凄い」と素直に感動。こういうのを”ダイナミックレンジが広い”と言うのか。

等々力渓谷
等々力渓谷

センサーサイズをレベルアップさせるのは「レベルを上げて物理で殴る」みたいな感じか。全然地力が違う。逞しいって表現も変かもしれないけど、(没カットがレタッチで生き返る率がぐんと高いという意味でも)心強さが違う。

小さいは正義。

 GM1だから、というのが大きいのだけど、(本体のみとは言え)コンデジサイズというのは「買ったところで、カメラがコミコミで大きくなるなら持ち出すのに気が引けてしまうんじゃないか」という心理障壁があっさりと無くなった。APS-CのソニーのαやキヤノンのEOS Mもコンパクトではあるけれど、マイクロフォーサーズの小ささは「ちょうどいい」と感じる。

八丁堀 高橋

コンデジ(+スマホ)と比べたときの画質のアドバンテージがしっかり実感できて、勇気を必要としない持ち歩きやすさも確保されてて(いざとなればプロ/ハイアマチュア向けのOM-DやGH4といった本気モデルがあるし)、マイクロフォーサーズ、いい。欲しいな、コレ。

すっかりGM1が気に入って「次買うならコレかな」ランキングトップに躍り出た。欲を言えば小さくてもいいからグリップがあったほうが・・・いや、無い方がシンプルさが際立っていいのか。コンデジからのステップアップにドンピシャのピッタリモデルだ。

次の私物カメラは絶対ミラーレスだ。GM1SにはブラックがないけどGM1のブラックは在庫限りだろうか。私物で長く使うなら、頑張ってビューファインダー付きのGM5を買うべきか・・・(Nikon1 J5とこの2つで迷いそう)。

備考

  • レンズキャップの付けはずしは少々面倒。Nikon1みたいに自動開閉のズームレンズが一つあれば。
  • 予想に反して親指の置き場すぐ下にある録画ボタンを誤操作することは無かった。だけど方手持ちしたときに、しっかりホールドしようと深めに握ると意図しない場面で親指が液晶にタッチしてしまうことは多々あった。

超広角レンズで室内を撮ったらどんな感じに見えるのだろう。気になる。

購入前に機能を確認したい方はこちらで説明書がダウンロードできます。

Panasonic:デジタル一眼カメラ DMC-GM1K 取扱説明書

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