ジユウメモメモ

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Philips ソニッケアー 3100シリーズ

電動歯ブラシ買ってみた。Philips ソニッケアー 3100シリーズ

歯磨き後の歯茎の調子がいい気がする。手磨きだけだと不安な人におすすめ。

 昨年末に歯が欠けた(虫歯治療時のレジンが割れた)のをきっかけに歯医者を変えたのだが、そこでぐるっと口の周りをのレントゲンを撮ったところであちこち歯の調子が悪いのが発覚。それまで通っていた家の近くの歯医者はできるだけ歯を削らないスタイルでそこが人気なのか予約がなかなか取れないのだが、よく言えば優しすぎたのだろう、「ここの歯の調子が悪い」と言わない限りその歯以外の歯についてはあまり指摘されることがなかった。

すぐに帰省を控えていたため、早めに応急処置を頼めるところを探した結果、会社近くの歯医者に駆け込んだのだが、そこはズバッと歯磨きがうまくできていなければ指摘してくれるスパルタっぽいところだった。歯茎も含めて口内で調子の悪いところがある自覚はあったので、そこに切り替えることにしたのだが、初回の歯石取りがえらく痛かった。3ヶ月前くらいに近所の歯医者に行ったけど特に何も言われなかったのに。優しすぎだったのだなぁ…。

痛い目に遭ったものの、数日経てば歯茎の調子がぐんと回復してくるのも実感できた。歯石が少ない状態を維持できればその後の検診で痛く感じることも少なくなるはず。どうにかこの状態を維持していきたい。

というわけでそれまで普通の歯磨きとフロスピックを使っていたが、それでも不十分だったので、電動歯ブラシを導入することにした。虫歯治療終了後に相談してみると「何万円もする高いのを買う必要はないけれど、安すぎるのもダメ。1万円くらいのを。ソニッケアーとか。」ということだったので、Philips(フィリップス)のソニッケアーを買うことにした(1万円しないけど)。

Philips ソニッケアー 3100シリーズ
初めて購入する本格電動歯ブラシ Philips ソニッケアー 3100シリーズ

高速振動と加圧防止センサーが付いた必要十分なモデル

 購入したのは「Philips ソニッケアー 3100シリーズ」。フィリップスの電動歯ブラシの中では(乾電池式の「Philips One(振動回数が少なく音波水流は発生しない)」と子供向けのソニッケアーを除いて)下から2番目のベーシックモデル。

Philips ソニッケアー 3100シリーズのパッケージ内容
Philips ソニッケアー 3100シリーズのパッケージ内容。歯ブラシ用ハンドル(本体)、ブラシ、USB-A接続の充電スタンド、説明書。

3100に備わる機能としては、

  • 音波水流を発生させる約31,000ストロークの高速振動
  • 加圧防止センサー
  • カドペーサー機能(30秒毎に時間の区切りをビープ音で知らせる)
  • スマートタイマー機能(2分間でブラッシングが停止する)
  • ブラシヘッド交換お知らせ機能(交換時期がくるとランプが点灯する)
  • イージースタート機能(使い始めから14回目にかけて徐々にパワーを上げる)

といったものがある。同じくベーシックモデルの下位機種の2100シリーズは上記の機能のうち、加圧防止センサーが省かれている。価格は3100シリーズが約7,000円(購入時)、2100シリーズが約5,000円。慣れるまではどの程度の強さで当てていいのかわかりにくいと思うので、初めての本格電動歯ブラシなら3100が良さそう。

Philips ソニッケアー 3100シリーズの歯ブラシ用ハンドルとブラシ
歯ブラシ用ハンドルとブラシの接続部。ソニッケアーの替えブラシには一部を除いてRFID対応となっている。
Philips ソニッケアー 3100シリーズ
歯ブラシ用ハンドルにブラシをセットしたところ。

3100シリーズはUSBによる充電式で、使用時間はカタログ上は14日間となっているが、慣れるまではスマートタイマーが機能する2分間ではなかなか全ての歯を磨くのは難しく、何回も電源をONにすることになったので1週間ほどで要充電のランプが点灯した。充電時間は最長24時間程度と長く、初回利用前に満充電までに思っていた以上に時間がかかるのに驚いたが、この点は上位機種(ソニッケアー ダイヤモンドクリーン9000)でも変わらない。「そういうもの」のようだ。

Philips ソニッケアー 3100シリーズの歯ブラシ用ハンドルと充電器台
歯ブラシ用ハンドルと充電器台。充電器台はUSB-A接続となる。USB電源は別途用意する必要がある。

ソニッケアーの替えブラシは別売りで「歯垢除去」「歯ぐきケア」「ステイン除去」など目的別に複数種類用意されているが、これらは上位モデル、ベーシックモデル問わずソニッケアーのどのモデルにも使用可能となっている。

3100シリーズにはカタログ上は「ホワイトプラス」となっていたが今回購入したもの(Amazonで購入した「HX3671/23」)には「歯垢除去」に合う「クリーンプラス」というブラシがセットになっていた(製造時期などによって異なるのかもしれない)。

店頭で見ると普通の歯ブラシよりヘッドが一回り大きく見えて「奥歯とか磨けるのか?」と思っていたが、実際に手元にあるとそのときよりは「それほどでもない」ように見える。前の歯医者でもらった歯ブラシと比べると0.5周りくらい大きいか。

Philips ソニッケアー 「クリーンプラス」ブラシと歯ブラシの比較
Philips ソニッケアー 「クリーンプラス」ブラシと普通の歯ブラシを並べたところ。店頭で見たときに感じたほどには大きさの差はない。

初めて歯を磨いてみると、飛沫が飛ぶ飛ぶ(笑)。前に毎秒7000回振動のハピカも使っていたが、7000回と31000回は全然違う。口を閉じていないと腕にもかかるし、周りにも飛沫がかかる。鏡で前歯を見ながら磨こうと思うと場所を選ぶ。音波で水流が発生しているのは実感できて、なるほどこれなら手磨きより汚れが落ちそうだ。

Philips ソニッケアー 3100シリーズの電源を入れたところ
毎秒31,000ストロークの高速振動の威力は特に歯石のできやすい箇所で実感できる。

ソニッケアーは手磨きのようにゴシゴシと動かすのではなく、一定時間ごとにブラシを当てる場所を変えていく、という磨き方なので、慣れるまでに数日かかったが、歯石ができやすかった下の前歯の裏側も以前よりきれいな状態が続いている。

歯茎に関しても、(歯磨き粉からリステリンに切り替えたのもあるのかもしれないが)ソニッケアーで磨いたあとは血行が良くなるのかいい調子が長続きするようになった。

普通の歯ブラシと比較すると本体が大きいので、持ち歩きは難しい。※夜寝る前の歯磨きをソニッケアーに変えるだけでも効果はありそうだ。このまま使い続ければ次の歯石取りはそんなに痛く感じずに済むかもしれない。

※Amazonでは3100シリーズのケース付き商品が販売されています。

ソニッケアーに限らず、本格的な電動歯ブラシは交換ブラシの値段が高いのがネックだが、口内の健康のためには仕方がない。歯磨きの仕方を見直すいいきっかけになった。虫歯のほか歯肉炎など歯周病といった、口内環境に不安を感じる人は歯ブラシを手磨きから変えてみるのもいいかもしれない。

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