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LBD-PVA6U3VBKトレイをオープンにしたところ

再生ソフト付きで映画をすぐ楽しめる!ロジテック ポータブルブルーレイドライブ LBD-PVA6U3V

光学ドライブの無いPCのお供に!ソフト付きですぐに使える外付けブルーレイドライブ

 スティックPCでブルーレイディスクの映画を見ようと、ロジテックの外付けポータブルブルーレイドライブ LBD-PVA6U3V(2017年11月発売開始)を購入した。

 ブルーレイディスクをただ再生するだけならば家電のブルーレイプレーヤーを使えばいいのだが、映画を見ながらPCを使いたいときがあるのと(1つのPCモニタにHDMIセレクターを繋げると、PCからnasneの動画が再生されなくなってしまう)、いずれPCを買い換えたときにnasneに録りためた番組をBD-Rに移動させられるようにしたかった。今後デスクトップであれ、ノートであれ、光学ドライブを内蔵したパソコンを選ぶことがないのも理由の一つ。

 PC向けの外付けブルーレイドライブには、大きくわけて2タイプあり、デスクトップPC用の5インチの大型ドライブを搭載したものと、ノートPC内蔵用ドライブを搭載したコンパクトなものがある。前者は家電のブルーレイプレーヤーのようにトレイの上にディスクを置くだけでローディングされるのに対し、後者はディスクの穴をトレイの中心に置き、指ではめ込まなければならない。

ディスクに傷を付けたくない、取り外しの際にラベル面を触りたくない、少しでもディスクを湾曲させたくない、などデリケートに扱いたい場合にはポータブルドライブは向いていないかもしれない。自分も映画のDVDやブルーレイディスクの取り扱いには神経質になる方なのだが、今回はそれでもコンパクトさを優先させた。5インチのドライブは動作音が大きいのと、5インチのドライブでも劣化すると、ディスクを取り外す途中で勝手にトレイが引っ込みディスクを噛んでしまうことがあるのを経験している。ポータブルドライブの中にはPioneerのようにスロットローディングタイプ(途中までディスクをスロットに挿入すると自動で出し入れしてくれる)もあるが、再生ソフト込みで考えると高価になるので今回は諦めた。

ロジテックのLBD-PVA6U3Vを選んだ決め手は、

  • 4K Ultra HD Blu-ray(UHD BD)対応で長く使える※
  • 外部電源対応(バスパワー駆動で電力が足りない場合もACアダプタ利用でしっかり使える)
  • BD再生ソフト同梱(※ダウンロード提供)
  • 本体と別売り専用ACアダプタコミコミでほぼ1万円
  • マット塗装のブラックモデル有り(PC周辺機器に指紋が目立つ光沢は要らない!派)

といったところ。UHD BDの再生には対応するスペックのPCとUHD BD対応の再生ソフトが別に必要となるが、それでも今LBD-PVA6U3Vを選んでおけば十分安いし(UHD BD非対応の製品と価格差がない)、先々4Kを楽しむためにブルーレイドライブを買い換える必要がない。

 DVD-R、BD-Rの書き込み用途は自分の使い方では頻度が少なく、使う予定も今は無いので、今回は「映画DVD、BDをパソコンで見る」用途に限ったLBD-PVA6U3Vの使い方をメモ。

LBD-PVA6U3Vセット内容・外観・仕様

 LBD-PVA6U3Vには本体のカラーバリエーションがブラック(型番末尾BK)、グレー(GY)、レッド(RD)、ホワイト(WH)の4つ用意されている。今回買ったのはブラックで、ラメ入りマット塗装で落ち着いた印象。グレーはSurfaceやスペースグレイのApple製品に合いそうだ(※LBD-PVA6U3VにMac用のソフトは付属しません)。

LBD-PVA6U3VBKとLA-10W5S-10

ロジテックのポータブルブルーレイドライブLBD-PVA6U3VBKとポータブルBD/DVDドライブ用ACアダプタLA-10W5S-10

同時に今回は専用の別売りACアダプタLA-10W5S-10も購入した。Amazonのレビューでは「動かなかった」といった低評価の感想も見られるが、読むとドライブ単独でノートPCに繋げていたようで電力不足が原因なのでは、と思われる。今回はスティックPCに繋げること、バスパワータイプのUSBハブに繋げるのでそもそも心もとないので必要になる。

LBD-PVA6U3Vの同梱品はドライブ本体、USBケーブル(Type-A – microB 3.0・約50cm)、セットアップガイドと保証書とシンプル。セットアップガイドには付属ソフトのダウンロードURLとシリアルナンバーが記載されているので捨てないように要注意。

付属ソフトがダウンロード提供であることをネガティブに書いているレビューも目にしたが、ブルーレイ再生には著作権保護絡みで定期的なAACSキーのダウンロードにネット接続が必須になるため、目くじらをたてても仕方が無い。

LBD-PVA6U3VBKの同梱品

LBD-PVA6U3VBKの同梱品。ブルーレイドライブ本体の他にUSB Type-A – microB 3.0ケーブル、セットアップガイド、保証書

ロジテック製ポータブルBD/DVD専用ACアダプタ LA-10W5S-10の中身は本体のみ。電源ケーブルの長さは約1.5m。

LA-10W5S-10の同梱品

LA-10W5S-10の箱の中身はACアダプタのみ。ロジテック製のポータブルBD/DVDドライブ LDV-P、LBD-P、LDR-Pシリーズに対応する

LBD-PVA6U3VはCD、DVD、BD、M-DISCの読み込み・書き込みに対応する。設置方向はメーカー仕様上は横置きのみ。

LBD-PVA6U3VBK対応ディスク

LBD-PVA6U3VBKのトレイ前面。CD/DVD/BD/M-DISCの読み込み、書き込みに対応する。

LBD-PVA6U3VBK背面

LBD-PVA6U3VBKの背面。電源コネクタ、USB microB 3.0コネクタが並ぶ。

LBD-PVA6U3VBK底面

LBD-PVA6U3VBKの底面の四隅にゴム足が備わる。

付属のUSBケーブルは長さが約50cm。太めのケーブルで本体が「もってかれ」やすい。パソコンのすぐそばに設置するのなら付属のケーブルでもいいが、離れた場所に設置する場合はスリムタイプのUSBケーブルに置き換えた方がいいかもしれない(後でエレコムのスリムケーブルを購入して使っている)。

LBD-PVA6U3VBK付属USBケーブル

LBD-PVA6U3VBK付属のUSBケーブルを繋げたところ。ケーブルの長さは約50cm。ノートPCにはちょうどいいが置場によっては別途長いケーブルを用意してもいいかもしれない。

使用感はノートPCのディスクドライブそのまま。ディスクの取り外しの際に気を使うが、ディスク読み込み時の動作音が小さい(「ゴォー」といった低音ではなく「キュルキュル」といった音)。映画を見るときに雑音が少ないのはポータブルドライブならではのメリット。

LBD-PVA6U3VBKトレイをオープンにしたところ

LBD-PVA6U3VBKのディスクトレイをオープンにしたところ。ノートPCの光学ドライブそのもの。

LBD-PVA6U3VBKにディスクをはめたところ

LBD-PVA6U3VBKにブルーレイディスクをはめたところ。デスクトップ用のドライブより少し気をつかう。

付属ソフト – Corel WinDVD

 LBD-PVA6U3Vを購入するとブルーレイ再生・編集・書き込みソフトがダウンロード提供される。DVD/BD再生ソフトはCorel WinDVD 10を使うことになるのだが、WinDVDを単体でダウンロード、インストールすることはできない。

 LBD-PVA6U3V付属のソフトは全てオーサリングソフトの「Corel VideoStudio for Logitec」として提供され、ダウンロードもインストールも一まとめで行われる。そのためインストーラーのファイルサイズが大きく、ダウンロードに約5GB、インストールに約3.5GBの空き容量が必要になる。ダウンロードとインストール先のフォルダは個別に指定することができるが、ストレージ32GBのスティックPCやネットブック、コンパクトデスクトップPCなどはインストールの前にCドライブの整理が必要になるかもしれない。

LBD-PVA6U3VBKバンドルソフト

LBD-PVA6U3VBKのバンドルソフトはダウンロード提供。ダウンロードURLとシリアルナンバーは付属のセットアップガイドに記載されている。

Corel VideoStudio for Logitec

バンドルソフトは個別ダウンロードではなくCorel VideoStudioとして同時にインストールされるため、約5GBの空き容量が必要となる。

Corel VideoStudioインストール画面

Corel VideoStudioのインストールに必要な空き容量は約3.5GB。

Corel VideoStudio X10のインストールが完了すると、新規に6つのソフトがインストールされる。もし、ビデオ編集することがない、DVD/BDの書き込みを行わない(または書き込みに別のソフトを使う)場合、VideoStudioとWinDVDは分けてインストールされているためCorel VideoStudioをアンインストールしても構わない※(VideoStudioと一緒にLive Screen Capture、FastFlickがアンインストールされるため約2GBストレージの空き容量が増える)。

※Corel VideoStudio X10インストール完了後に、インストールに使ったダウンロードファイルのバックアップを推奨するメッセージが表示されるので、念のためUSBメモリなどに保存しておくのをおすすめします。

Corel VideoStudioインストールで追加されるソフトウェア

Crel VideoStudioをインストールすると追加されるソフトウェア。Corel WinDVD BD、GDSMux、Media Splitter Settings、Corel VideoStudio X10、Live Screen Capture、Corel FastFlick X10の6つ。VideoStudioをアンインストールするとLive Screen Capture、FastFlickも消え、約2GBの容量を削減できる。

 使っているスティックPCはIntel製の初期のものでCPUはAtom Z3735F。非力に見えるがMicrosoft EdgeでNetflixの1080p再生は余裕でこなせているため、ブルーレイの再生も行えるだろうと楽観していたが、実際にWinDVDでコマ落ちなど問題なく再生できた。

 始めのブルーレイディスクの読み込みに多少の待ち時間はあるが(ここでソフトが反応しないからとマウスでカチカチと触ると反応無しになってしまうので要注意。この手のソフトはたいてい「そういうもの」だ)、ブルーレイらしいしっとりとした高画質を楽しめる。ブルーレイを見ながらWebブラウザも十分行える。タスクマネージャーでCPU使用率を見てみるとブルーレイ再生中でも40%台に落ち着いている。手持ちのスティックPCはファン付きだがファンレス・バーストモード無しのモデルでも十分そうだ。

Corel WinDVD 10

Corel WinDVD 10。Atom Z3735FのスティックPCでもブルーレイを再生できる。

Corel WinDVD使用中のCPU使用率

スティックPCにインストールしたCorel WinDVDでブルーレイを再生中のタスクマネージャー。CPU使用率は40%台前半で落ち着いている。

WinDVDでのブルーレイの再生には問題が見当たらなかったが、DVDの再生を試したところ、いくつか不具合が見つかった。タイトルにより再生できるもの/再生できないものがある(手持ちのタイトルだと「ドラッグ・ウォー / 毒戦」が反応しなかった)、再生できるタイトルでも実解像度(?)での小画面再生では問題ないが全画面表示にすると音ズレ、コマ落ちが発生する。ブルーレイよりCPU負荷は軽そうに思えるが妙だ。

DVD/BD再生ソフトでの音ズレに関して調べてみたところ、WinDVDのバージョンに限らず同様の問題を報告する掲示板、同ソフトをバンドルするPCメーカーのサポートページに報告があがっている(過去バージョンでソフトを最前面表示にすると良い、とあったが効果は無かった)。さらにはWinDVDのライバル製品であるCyberLink PowerDVDでも起きているようだ。ソフトを買い換えるよりこの手のソフトはPC、タイトルとの相性があるのだと割り切った方が良さそうだ。

DVD再生に関してはフリーソフトのVLC media playerを試してみるといい。WinDVDで再生できなかった「ドラッグ・ウォー / 毒戦」のDVDも問題なく再生できたし、DVDを入れ替えて全画面表示にしても音ズレ、コマ落ちは発生しない。オプションで変更できる項目も多く、問題が見つかっても「コレを変更すればいけるかも?」と試せることが多い(WinDVDでは変更できる調整項目がほとんど無く、「ダメならダメ」で終わり)。

VLCメディアプレイヤーの公式ダウンロード – VideoLAN

※VLC media playerでブルーレイディスクは再生できません。

VLC media playerによるDVD再生

フリーの動画再生ソフトVLC media playerでDVDを再生すると、全画面表示にしても音ズレはしない。DVD再生はVLCがおすすめ。

BD再生ソフト込みでコスパ高し。USB Type-C重視ならLBD-PVA6UCVがおすすめ

 と、DVDの再生には少々難有りも代替手段は有り(VLCで問題なく再生できるのでドライブのハードの問題ではなくWinDVDの相性問題だろう)、「スティックPCでブルーレイで映画を楽しむ」目的は達成でき満足。ディスクの取り扱いには慎重にならざるを得ないが、これはポータブルのブルーレイプレーヤーや光学ドライブ付きノートPCを持っていたとして同じこと。重ねて動作音が小さいのはポータブルドライブの利点で選ぶ理由がある。LBD-PVA6U3Vのドライブ自体はUHD BD対応なので、将来本格的な4K環境を構築できたときに壊れてなければそのまま使い続けることができる。値段もブルーレイディスクドライブとしては手頃でおすすめできる。

ここからは余談。もし、手持ちのPCがUSB Type-Cコネクタを搭載しているなら、周辺機器をUSB Type-Cで揃えていきたいなら、LBD-PVA6U3Vと同等スペックでドライブ本体と同梱USBケーブルがUSB Type-CになったLBD-PVA6UCVもある。付属ソフトも同じで使い勝手も同じ。

LBD-PVA6U3Vを注文した後でUSB Type-C版の存在に気付いたのだが(デビットカードの返金に時間がかかるのでキャンセルしなかった)、店舗によっては価格差がほぼ無いところもあり、もし今選べるならLBD-PVA6UCVを選んでいる。microB 3.0 – Type-Cケーブル、Type-A – Type-C変換コネクタを使えばLBD-PVA6U3VでもType-Cで使えるのだが、LBD-PVA6UCVはドライブ本体側も「10,000回の着脱に耐える」Type-Cになっている(microBだと3,000回とのことだが実使用でそれほどの回数着脱はしないので問題はない)。

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