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父と娘の”ビフォア・サンセット”。「SOMEWHERE」

退屈。だけど無視できない優しい映画。

 前に借りたレンタルDVDに収録されてた予告編が気になってた「SOMEWHERE」。ソフィア・コッポラの監督作を初めて観た。

 フェラーリが何周も同じコースを走る固定カメラのオープニング。何度も見せられるポールダンサーのお尻(笑)。退屈。だけどエル・ファニングが出てきてから映画が変身する。父と娘の「ビフォア・サンセット」な映画。

 映画スターのジョニー・マルコは一人ホテルに暮らし、毎日派手なセレブライフを送っている。ある日離婚した妻のから一人娘のクレオを預かるように言われ、人生を見つめなおすことに。

傍にいなくてごめん

 小さくて、優しい映画。娘の寂しさに気付いた、ジョニーの謝罪の言葉は、ヘリの音にかき消されて伝わらなかったのだけれど、きっと大丈夫。爽やかな終わり方。好きな映画だ。

 観ていて思ったのは、カットの余分と反復は長回しと同じ効果があるのか?ということ。ある長さを超えたカットをしばらく見させられると、映画の中の時間の流れと観客の時間の流れが重なる瞬間があるのかもしれない。「ビフォア・サンライズ」のように、いつしか役者が演技をしているということを忘れてしまう。知っている人がそこにいるような。だから大きな出来事が起きなくても、大きな演技が無くても、クレオの涙に感情を動かされる。編集の勉強にもなりそうな。

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