Canon IXY Digital 220IS 購入記 Part.3
と、お店でじっくり触って、新しいデジカメ候補は次の3機種に絞られた。
- RICOH CX2
- SONY Cyber-shot WX1
- Canon IXY Digital 220IS
それぞれのカメラの気に入った点と、気になった点は・・・
RICOH CX2
気に入ったところ
- 渋いデザイン。グリップがあるのも片手で持ったときに安心感がある。
- 広角28mmスタートのレンズ。レンズ交換式カメラ感覚で使えるステップズームも面白そう。
- GUIがわかりやすくて直感的に操作できる。
- 色々サンプルの画像を見て、色が自然、解像感があるように感じる。
- 以前、GR DIGITALを使っていて、リコーに好感を持っている。
気になったところ
- 動画がSDサイズ(640 X 480ピクセル)。
- 残念ながらちょっと予算オーバー。(当時3万円前後)
SONY Cyber-shot WX1
気に入ったところ
- シンプルなデザイン。モックかと思うほど軽い。
- 広角24mmスタートのレンズ。「手持ち夜景モード」「人物ブレ軽減モード」で撮影された画像はほんとにキレイ。
- GUIがわかりやすくて直感的に操作できる。
- スイングパノラマは簡単にパノラマ写真が撮影できて楽しい。
- 動画がHDサイズで撮影できる(1280 X 720ピクセル)。
気になったところ
- グリップが無いので片手で撮影するときはちょっと不安。
- CMOSでの撮影なので、カメラを早く動かすと、画像が揺れる。
- 撮影された画像の色が薄く感じられる。
Canon IXY Digital 220IS
気に入ったところ
- シンプルなデザイン。黒は結構かっこいい。
- 広角28mmスタートのレンズ。「こだわりオート」が賢そう。
- GUIがわかりやすくて直感的に操作できる。
- 動画がHDサイズで撮影できる(1280 X 720ピクセル)。
- 撮影された画像が鮮やかに見える(※濃すぎる気がしないでもない)。
気になったところ
- グリップが無いので片手で撮影するときはちょっと不安。
- 液晶に表示されてる画像が黄みがかって見える。
- WX1と比べて夜景に対してはどうなのか。
といったところ。
画質はCX2に一番魅力を感じたものの、予算オーバーなのと、HDで動画が撮影できないのがネックとなって、候補から外れることに。
そしてWX1と220ISで迷いに迷った。
夜景や、室内で撮影する際にはWX1は大変魅力。しかし、動画を撮影した際の”コンニャク現象”は許せるか、許せないか。これはCMOSの構造上(CCDは画像を1枚1枚読み込むのに対して、CMOSは画像を上から下に順に読み込む)、CMOS搭載カメラについてまわる問題で、仕方がないものなのかもしれないが・・・。CMOSカメラで撮影された動画をYouTubeでいくつか見たけれど、どうしても途中で酔ってしまう。After Effectsのプラグインで、この動画の揺れを補正するプラグインが存在するのを途中で知ったものの、おいそれと手を出せる値段ではないし、そもそも、そこまでしなければならないのは問題だ。「ハイビジョンで動画が撮れますよ」と強くアピールされても、まずはコンニャクをどうにかして欲しい。いずれは対策がされるものと期待はしているけれど。
220ISにも、どうにも気になる点がある。背面液晶に表示される画像と目で見る世界の色が違うというもの。220ISの液晶は黄ばんで見える。キヤノンのカメラはみんなそうなのか?と、キヤノンの他のカメラと比べてみると、それらは普通だった。なぜ220ISだけ?
WX1と220IS。デザインと機能は気に入った。コンニャク動画を我慢するか、黄ばんだ液晶を我慢するか・・・。限られた予算で何を妥協するか。
液晶の色味は慣れることができるかもしれないが、コンニャク動画はどうにもならない。
というわけで、最後に残った、IXY Digital 220ISを選択。ほぼ2万円ジャストで売られていたAmazonで注文することにした。