初めての人にも、復習にもぴったり「現役アフィリエイターが教える! しっかり稼げる Googleアドセンスの教科書」
おさらいにも読みやすいAdSenseの教科書
年始にGoogle AdSenseの参考書「現役アフィリエイターが教える! しっかり稼げる Googleアドセンスの教科書」を購入。基本的な仕組みや、効果的な配置、AdSenseの管理画面の使い方など、一度ちゃんとおさらいをしておきたくなった。初心者の人にもおすすめできる一冊。
”やってはいけないこと”が図入りでわかりやすい
書籍版(Kindle版も有り)は全224ページ、本の厚さはそれなりにあるけれど、各章のセクションはほとんど見開き2ページで完結するので、どんなタイミングで読み進めてもキリのいいところで本を閉じられる。寝る前に少し読んでおこうかと思ったら、サクサクと1章ずつ読んでしまえる。
すでにAdSenseを導入している(はてなブックマークでアフィリエイトの記事を読んでいたりする)人には少々物足りない印象を持つかもしれないけれど(AdSense導入の手順やAnalyticsの導入の解説は飛ばして読める)、それでもそれまで知らなかったこともいくつかあるはず。自分はAdSenseとAnalyticsを連携させていたけど、”させただけ”でほったらかしにしてしまっていたので、「AdSense広告が多くクリックされているページをAnalyticsの管理画面で見る」方法は本を読むまで知らなかった。
AdSenseの禁止事項なども、「なんとなくはわかるけど、合ってるのかな」と不安になる点が、図入りで解説されているので(デスクトップ向けレイアウトで広告を横並びにして、そのままレスポンシブに対応させると規約に引っかかる、など)、読んでいて安心できる。規約や注意点はWebでも見ることはできるけれど、都度探して何度もクリックしていくよりも、本にまとまっているのはやっぱり便利だ。
livedoor blogやBloggerを使ったAdSenseの導入方法なども掲載されているし、著者の方や複数のサイト運営者へのインタビューなど、記事の書き方の参考にもなる(ジャンルによって読者を増やす方法は変わるよ、といったことも書かれている)。アクセスを増やしたい、運営方針を見直したい、という人にもおすすめできるし、これからブログのマネタイズに挑戦したい、というサイト運営者の人はこれ1冊で十分だと思う。おすすめの教科書。
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