ジユウメモメモ

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ag COTSUBU 充電ケース

初めてのBluetooth完全ワイヤレスイヤホンにピッタリ!ag COTSUBU

仕様はモダン、コスパも機能も”ちょうどいい”からコレでいい。

 通勤時間にポッドキャストを聴くためにBluetooth接続の完全ワイヤレスイヤホンを購入した。

イヤホンは有線タイプを持っていたが、コードが服に当たるときの音が気になってしまい長続きせず。Bluetooth接続のワイヤレスイヤホンも試したがやっぱりコードがあると何かとガサガサと物に当たる音がしてダメだった。

…となると選択肢はいよいよコードの無い「完全ワイヤレス」。出始めは「まともに繋がらない」といったレビューを見ていたので「まだだな」と静観していたものの、今はもうそんな心配はいらない。

まずはお試しも兼ねて「機能はベーシックでいい」「それなりに音が良さそうなもの」「ある程度信頼が置けるメーカーのもの」で探して見つけたのがag COTSUBU。

agは国内ブランドのfinalが監修している”めったに出会えない優れた製品を、手の届きやすい価格で実現するブランド”ということで品質は良さそうだ。ブランド名の「ag」は”めったにないという意味の古語「有り難き」に由来”しているというのも面白い。

COTSUBUを選んだのは、出て新しいというのもあるが、本体もケースもコンパクトであること、塗装が光沢でないところが気に入ったから電車で他社製完全ワイヤレスイヤホンをしている人を見ていると、メーカーによっては「イヤホンにしては随分と大きいな」と耳からの飛び出しが目立ちすぎるものも目にする。その点COTSUBUは片側3.5g。同ブランドの製品では最小最軽量。さりげなさも魅力。デザインも製品名も女性向け寄りなのかもしれないが、カラーバリエーションにはグレー、ブラック系もあり男性も選びやすい。今回はブラックを購入した。

COTSUBUはチップセットが新しくバッテリーの持ちがよく、充電端子もUSB Type-Cで仕様はモダン。長く気に入って使えそうだ。

ag COTSUBU スペック
チップセット Qualcomm QCC3040
通信方式 Bluetooth 5.2
再生周波数帯域 20Hz~20KHz
対応コーデック SBC、AAC、aptX
対応プロファイル A2DP、AVRCP、HSP、HFP
連続音楽再生時間 イヤホン本体:最大5時間
ケース込み:最大20時間
充電時間 イヤホン本体:約1.5時間
ケース:約2時間(充電端子:USB Type-C)
防水性能 IPX4(飛沫に対する保護)

小型・軽量+指紋が気にならない粉雪塗装がグッド!

 ag COTSUBUのデザインで一番気に入っているのは「塗装」。非光沢なだけでなく「粉雪塗装」されているので、皮脂や指紋が気にならない。標準で付いているイヤーピースも半透明のホワイトで汚れが目立ちにくい。

ag COTSUBU パッケージ
ag COTSUBUのパッケージ。購入するときに「BLACK」と「STONE」で随分と迷った。
ag COTSUBU パッケージ
agの製品は日本のオーディオブランド「final」が監修している
ag COTSUBU パッケージ内容
ag COTSUBUのパッケージ内容。イヤホン、充電ケース、サイズ違いのイヤーピースの他、USB Type-Cケーブルも同梱されるのですぐに使える。
ag COTSUBUとiPhone 11とのサイズ比較
ag COTSUBUの充電ケースとiPhone 11を並べたところ。ケースも小さく持ち運びに便利。
ag COTSUBU イヤホン
イヤホンの本体には「L」「R」の刻印有り。イヤーピースは半透明のホワイトで汚れが目立ちにくい。「ag」ロゴのある面がタッチセンサー(MFBボタン)になっている。耳に装着するときは側面を持とう。
ag COTSUBU 充電ケース
ag COTSUBUの充電ケース。ケース底面にUSB Type-Cポートがある。
ag COTSUBU 充電ケース
充電ケースの裏側にPSE、技適マーク有り。

ag COTSUBUのイヤーピースについて

 ag COTSUBU付属のイヤーピースのサイズについては、購入時に装着されているのがMサイズ、同梱の袋に入っているのがSSサイズとSサイズとなっていて、女性向けにアピールされた商品のためか、小さめのサイズに偏っている。純正のイヤーピースは「final TYPE E 完全ワイヤレス専用」として量販店で販売されているものと同じもので、サイズ展開にはLサイズ、LLサイズも用意されている。もし、Mサイズで容易に耳から外れそうに感じたら、Lサイズ、LLサイズに交換するのもいいだろう。

Lサイズが合うのかLLサイズが合うのかわからない場合は、全サイズ1ペアずつがセットになった「全サイズ同梱お試しパッケージ」もあるのでそちらを購入するのもおすすめ(自分も実際に落とすことはなかったが右耳だけちょっと心許ない感じのフィット感だったので、後日お試しパッケージを購入して右だけLサイズに付け替えて使っている)。

機能は最低限必要なものだけ。だから使いやすい。

 COTSUBUにはAirPods Proなどが備える「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」機能は搭載していない。それでもイヤホンは密閉度の高いカナル型なので、両耳に装着するだけである程度外の音は小さくなる。そして、機能が少ない分、使い方はシンプル。覚えることは少なく済む。

 COTSUBUには「オートペアリング機能」が備わり、一度スマホとペアリングしておけば、次回以降、ケースを開けた時点で接続が行われ、イヤホンを耳に装着する頃には接続が完了している。イヤホンは片側だけでも使える(方耳使用時は音声はモノラルに切り替わる)。電車内でアナウンスに気づけるようにしていたいときに便利だ。

iOS14 Bluetoothペアリング
Bluetoothのデバイス名が「COTSUBU」なのもかわいい。

 COTSUBUのタッチセンサー(MFBボタン)の操作方法は以下の通り。電源ON / OFFや音楽再生 / 一時停止などは、(他社製を含む)ワイヤレスイヤホンを既に使ったことがあれば概ね共通しているのですぐに使い慣れるはず。自分の場合は通話はスマホ本体で、音量操作もスマホ側で操作を行うことが多いので、電源ON / OFF、音楽再生 / 一時停止だけ覚えた。

ag COTSUBU タッチセンサー各種機能
? L R
電源 ON 充電ケースのふたを開ける または 電源OFF状態で1回タップ
OFF (充電量が十分な)充電ケースに収納する または 2種類の電子音が鳴るまで触れたままにする
音楽 再生 1回タップ
一時停止 1回タップ
次の曲へ ? 電子音が鳴るまで触れたままにする
前の曲へ 電子音が鳴るまで触れたままにする ?
音量を上げる 2回タップ ?
音量を下げる ? 2回タップ
着信 着信受話 1回タップ
通話終了 1回タップ または どちらかを充電ケースに入れる
着信拒否 2回タップ
Siri / Google
アシスタント
起動する (音楽停止状態で)2回タップ

 要注意な点があるとすれば電源OFF時の操作で、「充電ケースに入れたのにイヤホンの電源が切れず、接続中のままになってしまう」ことがあったら、それは不具合ではなく「充電ケースのバッテリーが十分に残っていない」状態なので、そのときはイヤホン本体側で電源をOFF(電子音が2回鳴るまでタップしたまま)にする必要がある。

有線イヤホン、左右一体型イヤホンが続かなかった人におすすめ

 COTSUBUの音質は「イコライザー無しでも十分満足できる音質」を謳うだけあって不得意な楽曲がない印象。どんなジャンルの曲を聴いても大きくどこかが悪目立ちするような偏りは無く、聴き疲れしなさそう。普段は映画のサウンドトラックやポッドキャストを中心に聴いているがどちらも満足。

Bluetoothの接続性能はごく稀に音が一瞬途切れることはあったが、概ね安定。こちらも不満なし。

買ってからほぼ毎日「片耳ポッドキャスト通勤」をしているが、やはり完全ワイヤレスは邪魔な「コードが服に当たる音」から解放されるのがいい。使わないときは必ずケースに収納しないといけない点(タッチセンサーに触れると電源が入ってしまう)は煩わしいと感じるが、それよりもメリットの方が大きい。

完全ワイヤレスイヤホンには「イヤホン本体はすぐにバッテリーが切れるんでしょ」とネガティブな印象を抱いていたが、実際に使ってみるとイヤホン片側5時間も持てば十分だ(片側使用で計10時間聴ける)。

ag COTSUBUは価格も比較的手頃(中国メーカーの安いものをいくつも買い換えるよりはこれくらいの値段から一つ選んだ方が大抵満足度は高い)で「初めての完全ワイヤレスイヤホン」にちょうどいい。片耳ポッドキャスト通勤用ならコレでいい。いい買い物だった。

将来、COTSUBUの後継モデルが出るなら、ノイズキャンセルは求めないけど外音取り込み機能(メーカーによってアンビエントモード/ヒアスルーモードと呼ばれる)が付くと嬉しいかな。お店のレジでのやりとりで自分の声の大きさがどれくらいなのかちょっとわかりにくくなってしまうので。

ag COTSUBU充電ケースにピッタリの巾着袋
Amazonでag COSTUBU充電ケースにピッタリなサイズの巾着袋を見つけて購入。気に入って使っている。

追記:COTSUBUのアップグレードモデル「UZURA」が登場!ノイキャン付き!

 2022年末、COTSUBUの”アップグレードモデル”となるagの新機種「UZURA(うずら)」が登場。「COTSUBUに後継モデルがあるなら…」と願っていたノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能が搭載された。

イヤホン、ケースともに形状は変更されたもののシンプルさは健在。指紋が気にならない粉雪塗装もそのまま。価格はCOTSUBUよりは高くなったがノイキャン搭載イヤホンとしては安価。

「COTSUBUを下取りに出してアップグレードするのもいいな…」と考え中なのだけど、気になるのが「イヤホン本体での電源ON/OFF操作時のタッチ時間の長さ」。COTSUBUの場合は電源ONは1タッチ、OFFは約3秒間長押しとなっているのだが、UZURAでは電源ONは約4秒間長押し、OFFは約8秒間長押しとどちらもかなり長い時間に変更された(ノイズキャンセリング機能のON/OFFに「2秒長押し」が割り当てられているため)。「電源のON/OFFはケースへの出し入れで行ってください」ということなのだろうが…。ボタンがないまま機能が増えると悩ましい問題が出てくるものだ。

追記:その後HUAWEI(ファーウェイ)のノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン HUAWEI FreeBuds 5iを購入しました。

高級機の機能も搭載!ノイキャン付き完全ワイヤレスイヤホン HUAWEI FreeBuds 5i